航宙日誌
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がんばれ宮崎

みやざきWEBチャンネル TOP 航宙日誌日々新たなり

世の中は年度末であった。
当社は6月決算だが、顧客の決算期が3月という場合もあり、特にWEBの制作面では忙しい日々である。担当スタッフの尽力には感謝している。

東日本大震災とそれに伴う原発被害はこの年度末に大きな影をもたらせている。年度末の取引は物流を中心に金融面も含めスケジュール等に大きく影響しているようだ。

実際、中小企業においては、パソコンで会計や販売管理をしているところは多かったはず。パソコンごと流されている場合、データもプログラムもなくなっている。基本となる売掛金、買掛金の情報がないのだ。同じ中小企業としてはこれは困る。

主な会計ソフト会社のページを見ると、クラウド化を勧めている。おそらく今回の震災により国内全体にクラウド化、SaaS化が促進されると思われる。

当社にはオンラインバックアップというサービスがあるが、問い合わせがぽつぽつ入ってきている。天災は忘れたころにやってくる、ではなく天災はいつ来るかわからないと考えるべきなのだろう。

今週も移動が多かった。
3月28日
午後から鹿児島へ移動。当社のWEBサービスの代理店の話。
残念ながら、代理店をお願いするにはスキル的に厳しいかと判断。
3月29日
鹿児島で前日の続きでユーザ企業2社に会う。
お昼に、ロータリークラブの地区委員会の委員長と面談。
夕方、宮崎に戻り、経済同友会少壮会員交流委員会の総会。次年度の活動テーマなどを協議、修了後懇親会。二次会はW社のK社長と、2軒ハシゴ。
3月30日
午前中、福岡。
午後、戻り、えびの市で行なった実証実験事業の会議、その後宮崎県庁情報政策課を表敬。情報政策課長は4月より大阪事務所長に栄転。
3月31日
データセンター事業に関する打ち合わせ。
夕方、経済同友会地域振興委員会の総会。委員長の発案により、個別に相馬市への支援物資輸送をおこなうことに協力することになった。
当社はモノを持っていないので、当社のホームページの顧客である中村食肉さんの調味料、MAXIMUMを送ることにした。中村さんも協力してくれ、寄せ書きもいただいた。
この調味料は魔法の調味料で、生野菜にかけるだけでとてもおいしいサラダとなる。もちろん、肉や野菜を焼いたりいためたりするのにもよい。お土産で持っていくのだが、ほとんどの方が数カ月後に、あれどうやれば手に入る?とかまたほしいなあ、と言われるものだ。
被災地の食事はまだまだ、バリエーションが少ないと思うが、この調味料を使っていただいて楽しんでいただきたいと思う。
4月1日
当社にも新人が2名入った。昨年リストラもし、退職をお願いした時期もあったので、その方にも申し訳ない気持ちもある。会社の将来を考えると新しい血は必要である。
技術職2名、二人とも二十歳を超えたばかり。次代をになってほしいと思っている。
新しいサービスのサンプルが着々とできている。来月には事業スタートしたい。
綾わくわくファームにて、打ち合わせ。農商工連携ラボを共同で展開する予定。
久しぶりに当社の貸農園に行ってみると、大根、小松菜は花盛りになっていた。もはや観賞用でしかない。ミツバチにも喜んでもらっている。ブロッコリーは脇芽が伸びていておいしいそう。ニンジン、大根を抜き、ブロッコリーを摘んだ。他にわくわくファームのほうれん草、小松菜の花芽などをいただいた。

来週は年度頭の行事が続く。
それにしても被災者支援、復興策の遅れが気になる。政府にはしっかりしてほしい。

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