台湾滞在4日目。明日最終日は朝5時にホテルを出て、朝7時には飛行機が出発してしまうので、この日が台湾で過ごせる最終日です。
この日は台湾人のお友だちワンちゃんと、台北市内から日帰りで行ける
人気の観光地、「九イ分(ジョウフン)」に出かけました。
朝9時ごろホテルを出て、近くの豆漿(トウチャン・豆乳の朝ごはん)のお店に立ち寄り腹ごしらえをしてからワンちゃんとの待ち合わせ場所の台北駅に向かいました。
台北駅から2本のバスを乗り継いで、1時間40分ほどかけて九イ分に行きます。ワンちゃんも初めてと言ってましたが、ちゃんと下調べをしてきてくれたおかげで、スムーズに移動することができました。
(もちろん私も初めてです)
この町は台湾のヒット映画『悲情城市』の舞台となったところです。
山間の小さな村に1893年に金鉱が発見され、ゴールドラッシュに沸き返りました。その時にレストランや茶藝館、映画館などが出来、ずいぶん栄えたそうですが、今は観光地となり、小径や急な階段の両脇にお土産物や食事のお店がずらりと並んでいます。
宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』のモデルにもなったといわれています。レトロな建物や赤いちょうちんが、なんとなくタイムスリップをしたような気持ちにさせてくれます。
この日は土曜日だったため、多くの観光客でごった返していました。両脇のお店に気を取られているとすぐ人にぶつかってしまうほどですが、台湾らしいつまみ食いおやつや飲み物など、面白いものがいっぱいあって、目を奪われます。
だけど、とても小さい町なので、あっという間に散策は終了。映画の撮影場所となったレストランに入り、お昼を食べることにしました。そのときお店のオススメがこの「檳榔の花の冷製」でした。
檳榔(ビンロウ)というのは、台湾の嗜好品(噛みタバコみたいなもの)の原料になる植物なんですが、この花を食用にするというのはとても意外でした。シャキシャキという食感でサッパリ塩味ごま油風味、暑い台湾ではとってもおいしく感じられました。そのほか、チャーハンと蒸し鶏を食べましたが、この2つはいまひとつといった感じでした。
腹ごしらえをしてから、もうしばらく町を散策してみました。しかし何しろ坂が急で、階段ばっかり。しかも暑い。すぐにバテてしまって今度は雰囲気の良い、眺望の素敵な茶藝館に入りました。
茶藝館では、台湾の伝統的なお茶の飲み方で好みのウーロン茶を飲むことが出来ます。ところが、あまりに暑くて熱いお茶を飲む気にならず、私はビールを頼んでしまいました。これにはお酒を飲まないワンちゃんも呆れ顔。だけど、おかげでものすごくいい気分になっちゃいました。
帰りのバス停はすごい行列でした。でもそんなに待たずにバスに乗ることが出来ました。行きは座れたのでそんなに思わなかったけど、帰りは立ちっぱなしだったので、運転手さんの運転の荒さにびっくりしました。つり革にしがみつくように、足を踏ん張らないと、前に後ろにふっ飛ばされてしまいそうになり、すごく疲れてしまいました。基隆からは座れたので、ぐっすり寝てパワー回復して、台北市内に戻ってから、またいろいろ食べました。
が、続きはまた明日。
*** 2008/07/10 ***
ホントだ。思わず千と千尋の神隠しのDVDを観直してしまいました。
前回の日記の東坡肉画像に思わずヨダレが・・・
今日は豚軟骨煮込みに決定しました。(影響力大きいですねぇ・・・)
2008/07/12
あ、サイドバーにカレンダーがついてる!
ブロガーにはプレッシャーのかかるオマケですなあ。
2008/07/12
Tetsuさま
わざわざ千と千尋のDVD見直すなんて・・・
ほんと、恐れ入ります。
だけど、Tetsuさんの影響で、高価な自転車買った方も
いらっしゃいますよね〜→0ぺんさん。
影響力大きいですね!(笑)
2008/07/13
まいどさま
ハイ、カレンダー、私が頼んでつけていただきました。
プレッシャーと取るか、励みと取るか。
あ、二日空いちゃったので、今から書かなきゃ!
2008/07/13