2009.10.12
ああ、ビデオカメラを持って来るのを忘れた。あれだけ持って行かなければと思っていたのに・・・。今回の帰省は、10月10日(土)、都城での従兄弟(いとこ)の結婚式でした。音楽を通じての出逢いだったようで、市民レベルを中心に音楽関係者の出席が目立ちました。もちろん、ピアノ・管楽器で会場に華やかな演奏が披露されました。ビデオはそんな彼らを撮るためではなくて、新郎の親族テーブルに座っていたおじちゃん、おばちゃんの映像を残すためです。
葬式ではなく、普段着でもなく、着飾った70代、80代の新郎にとってのおじさん、おばさん。晴れの舞台。これからこんなハレの場に一緒にいることがあるだろうか。そんな思いを「動き、声も残るカメラ」に残さなければ、との行動に移すはずだったのに忘れてしまいました。実際、20数年にわたる自分のビデオカメラの中に映った叔父、祖父、遠縁の叔母は天に召されました。おっと、自分の父親も。でも、姪っ子の結婚式では、元気な時のひとたちを映像で甦らせました。だからこそ、ビデオカメラ、だったのです。
そんなことなど知らないはずの新郎の父親(自分にとっての母の弟)が、自分にビデオを撮ってくれんね、と古いカメラを渡しました。どれどれと撮り出すと、まったくもってピントが合わない。アップにしたら見事なピンボケ。それでもどうにかカメラを回し続け、お開きでの新郎・新婦・両父母への招待客の挨拶時には、後ろ横からずっとお客さんの顔を撮っていたので、映っていたらきっといい記念になることでしょう。ああ、あん人もいる、こん人も、と。
1泊2日で東京に戻り、昨日はまだ連休中の忙しい『みやこんじょへ』。今週土曜日はまた結婚式です。今度は、宮崎市であるので、午後宮崎入りし、披露宴・2次会と飲み続けて3次会・・・?都城には帰らず、日曜日には東京へ。 都城で着た礼服を宮崎の会場に預けてから東京に帰ろうと電話したら、先週土曜日の都城の会場と今週土曜日の宮崎の会場の経営が一緒だということで、都城の式場に預けてもらえたら宮崎の式場まで運んでおきますとのこと。やったぁ。運よく、宮崎での新郎・新婦の担当者とも話をしました。
今週末の結婚式の新郎は、東京から福岡に転勤してからも、事あるごとに東京の『みやこんじょ』に足を運んでくれている現役お客さんです。招待客も顔見知りがいっぱいいるので楽しみです。が、土曜日のお客さま、会えなくてすみません。