みやんこんじょ便り
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がんばれ宮崎

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2010.5.31
5月29日(土)、30日(日)と1泊2日で北海道は積丹半島のふもと、岩内町(いわないちょう)に行ってきました。この町は、アスパラガス栽培発祥の地です。2年前、ペルーはマチュピチュ、モアイ像のあるイースター島を旅した時にアテンドしていただいた野村哲也さん、阪根博さんの呼びかけで40数名が集まりました。大多数が彼らのガイドでペルーを訪れた方々でした。

土曜日は、『みやこんじょ』が一番混む日です。ましてや月末。結果、5月で一番お客さんが集まった日でした。結婚式以外で土曜日を休むのを極力避けてはいるのですが、この日は縁あって北の地に。そうなると開き直って楽しむしかない。ということで、夕食は海の幸、どっかん! あわびがいっぱい。生で、焼いて、鍋でアワビ。同席の北海道新聞社勤務の方が、もう食いきれんから食べてと鍋の鮑(あわび)を差し出されるほどに・・・。

昨日の帰りの昼食は寿司屋さんに立ち寄って、1人1,580円の特選寿司と3,500円の白ウニ丼と4500円の赤ウニ(バフンウニ)を10人で回し食い。ここで、隣に座った女の子が埼玉から来たというので、いつものように「当て」に入りました。埼玉の新座と聞いたので、「ヒノドメ?」と言ったら相手は??。いや違った「野火止(ノビドメ)?」と言ったら、「ええっなんでわかるんですか?」 続いて、いつものように「352?」って言ったら、「なんですか?」と。「郵便番号!」と返すと、「ええっ、凄い!」と。習うより慣れろ。30年近く宛名書きをしていると、地名どころか郵便番号もわかったりするのです。もちろん、外れることも当たるより多いですけど。

岩内町までは、新千歳空港から西へ支笏湖を横目に走り、残雪残る羊蹄山を大きく見、ニセコを通って辿(たど)り着きました。その途中には、200円でもいいのにと思われる量の100円のきのこ汁や、ソフトクリーム、牛乳といった寄り道ポイントがありました。ある牧場では、この季節になると50頭いる牛を道路端にある牧草地に放すそうです。その牛たちを見て、人々がソフトクリームや牛乳を飲むために立ち寄ってくれるのです。しかし、宮崎で大騒ぎの口蹄疫問題が収束するまではと、10頭くらいしか放牧していませんでした。

牧場の入り口には石灰石が撒いてありました。まさかそこに宮崎人が侵入するとは。ここの看板を見て、また胸が痛くなりました。「幸せな牛さんのミルク」とありました。魔逆、いや、真逆の宮崎の牛さんたち、魔の時期が通り過ぎて早く幸せに草を食(は)む日が来ますように。ちなみに『みやこんじょ』募金箱は5月30日現在で125,104円となりました。来週号で触れますが、リンク先の「がんばろう宮崎バッジ」もご覧ください。

http://www.miyazakibin.com/hope.html