昨日、友人でもあり、経済同友会で一緒に活動している、U社長がこういうことを言われた。
「現在、宮崎港から東京、大阪向けに物流が盛んになってきた。D社の乗用車は他県で生産され、宮崎から輸送されている」
他県の工場、農産物は高速道路が整備されれば、宮崎から都会に出荷されるということらしい。温暖化、石油の高騰など自動車をとりまく環境が急激に悪くなっている。ドライバーの労働環境も悪くなっているようで、先日は飲酒や居眠りでのトラックの問題もあった。
他県と宮崎を結ぶ高速道路が、特に半導体などが集中する熊本と宮崎が近くなると宮崎から東京にモノが船で向かう。
TSL(テクノスーパーライナー)という高速船になれば野菜など鮮度を保持すべきものも輸送が進むらしい。
待てば海路の日和ありという言葉があるが、現代のスピードにはついていけない。海上輸送について皆が関心を持つことが重要だろう。