今年も中小企業優秀新製品・技術賞の審査の時期が来た。日刊工業新聞とりそな中小企業振興財団(りそな銀行)が開催している賞で中小企業長官賞が冠についているものだ。今年で22回目。私も11回目から審査員として参加、翌年にはソフトウェア部門が新設され、そこの審査員をしている。今年は応募総数の予測が90前後と通常よりも5割ほど多い。これを全数、正月休みの間に見ることになる。
うっかり予定を間違えていて、前々日に気がついた。あわてて飛行機を手配。午前中に到着したので、パートナー会社であるI社に伺う。たまたまお客さんでもあるS事務所の方が見えていたので挨拶をする。
I社のM社長と昼食をとりながら情報交換。おしゃれな鮨店で高い鮨をごちそうになってしまった。
14:00の日刊工業新聞社まで時間があったのでU社の東京支社I氏と会う。人形町の喫茶店。彼によると広告業界が上向きになっているという。景気回復の兆しだったらうれしい。
日刊工業新聞では毎年の通りの審査説明会が開催され、その後ソフトウェア部門のみの説明会が行なわれた。当初よりメンバーであったのはT先生と私だけになり、昨年までいらしたAさんも当初よりのメンバーであったが、昨年限りで引退された。今年その後任の方が来られた。たいへん元気な方であると同時にソフトウェア業界にも長いので活躍されるだろう。
帰りに毎年の通り、魚久で魚の西京漬けを購入。宮崎にはない味である。人形町という街は面白い。江戸時代に京都から連れて来られた京文化が生き残っている。伝統的なお店や、キラク、小春軒、玉ひで、今半などの飲食店。そこに新聞社があり、最新のソフトウェアの審査をしているというのも面白い。