総統府から二二八和平公園、そして台湾大学付属病院を抜けて、徐州路をてくてく歩くこと20分。このあたりは政府の中枢や大学などが集中しているとてもアカデミックな雰囲気のエリアです。通りには街路樹があり、木陰を歩くときは涼しさを感じます。
たどり着いたのは、旧台北市長官邸。日本の植民統治時代の末期1940年に建てられた、台湾には珍しく木造瓦屋根の和風の建物です。戦後歴代の台北市長が実際に生活をしていた歴史的建造物ですが、現在は『市長官邸珈琲館』として一般に開放されています。
入り口には大げさな看板など無く、まさに誰かのお屋敷といった雰囲気。お店の方に聞くと李登輝さんも市長時代に住んでいたそうです。
『市長官邸藝文沙龍』の「藝文沙龍」というのは文化芸術サロンという意味だそうで、
一角にギャラリーやギフトショップ、小ホールなどもありました。
カフェスペースは暖かな木の肌を生かした壁とフローリングで落ち着いたたたずまい。カラカラに乾いたのどをアイスコーヒーで癒しましたが、飲み干してもまだずっといたいというような心地よい空間でした。奥のほうには10畳ほどの畳の座敷もあり、驚きました。希望すればここでもお茶を飲んだりさせてもらえるようですよ。
お庭も純和風の作りで、池があり、鯉が泳いでいました。子どもの頃お金持ちの友だちの家には確かに池があって鯉がいたよなー、なんて懐かしい気持ちになってしまいました。
ここで豆知識をひとつ。台湾では医食同源「冷たいものは体に良くない」の観点から、あまり冷たいものを飲んだりしないそうです。というわけで、このカフェでも最初に出てくるお冷は氷が入ってないぬるーいお水。私たち日本人にとって夏の盛りにこの水は厳しいですが、決してサービスが悪いわけではないのでお許しください。どうしても冷たい水が飲みたい人は氷を入れてくれるように頼んでくださいね。
ヨーロッパの方も、身体に悪いと言って、
冷たい飲み物を敬遠される方多いでスヨ。
コーラとかも家では常温で置いてあったり。
しかも向こうのジュース類は何故か3Lペットボトルとデッカく、置いてたら気が抜けるシ、こンなに誰が飲むンやろ?って思いまスけどw
氷は、○クドナルドとかレストランでも入ってませン。
まぁ、水道の浄水施設網の整備がまだ足りないのも理由でしょうけど・・・。
あぁ良かった今日は食べ物の写真が載って無くて(笑)
2007/10/05
Blondさま
いつもコメントありがとうございます。
そうなんですか、ヨーロッパでも冷たい飲み物はNGなんですね。
実は私も冷たすぎる飲み物は苦手です。
夏でもコーヒーはホットです。
でもビールはやっぱりキンキンに冷えてないと
いけませんね。
そして、衛生状態のあまり良くない国では氷もお腹を壊す
もととなるので気をつけなければいけませんね!
食べ物の写真は・・・
最後の最後まで載せる予定なので、覚悟してくださいね!
2007/10/06