航宙日誌
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がんばれ宮崎

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口蹄疫感染が止まらない。まだ毎日発症が報告されている。ワクチン投与後殺す分を含めると、殺処分は既に30万頭に達する勢いである。

ゴールデンウイーク前は、殺処分対象はそれでも数千頭であった。ゴールデンウイーク明けには数万頭に桁が跳ね上がっている。明けてから1週間でもう一桁跳ね上がっているのだ。
いかにこのウイルスの感染力が強いかである。相当な対処をしないと抑え込むことはできない。10年ぶりの感染に、農家はもちろん、自治体や県もあわてて当たり前である。
初動が遅いとは思わない。しかし、実際にヒトモノカネは揃わなかったのは事実である。
その原因というか問題追及は今後しっかりとやらねばならない。今後このような悲劇を起こさないためにも。

口蹄疫被害者向け募金バッジ
口蹄疫被害者と言う言葉も適しているかわからないが、宮崎のIT会社5社で募金活動を開始した。デザインが出来る会社、ネット販売が出来る会社、広報などが得意な会社が5月21日に集まった。バッジを3種製作し販売するもの。その収益金を募金に回す。募金額を増やすため、デザイン料はゼロ、ショッピングシステムはゼロ、発送業務などもゼロとコストゼロを徹底した。
口蹄疫被害者向け募金バッジ
アラタナがみやざき便.comと一緒にショッピングシステムを提供し、カード決済とNTTdocomoの公式サイト決済での回収を実現した。どうしても手数料は60円ほどかかる。
ホップステップアヤウェブとバッファローグラフィックスがデザインを超特急でおこなった。当社は全体のコーディネイト、バッジの発注、報道関係を担当。
既にサンプルは届き(バッジ製作のZEAMI社には感謝)、具体的に動いている。
5社はHOPE(Humane Offering Party with Enthusiasm)の略とこじつけた。HOPEという言葉が、語感がよかった。

5月31日発売。サイトはこちらである。

口蹄疫被害者向け募金バッジ
このバッジを多くの人がつけてくれることで、農家の方々を勇気づけることにならないか。全国の人がネット販売で気軽にバッジを購入し、シャツやジャケットや帽子やかばんにつけてもらい、この甚大な口蹄疫被害を忘れることなく、常に意識してくれ、農家の方々や殺された家畜たちのことを考えてくれる、応援してくれることを切に願っている。

有名な方にもつけてもらいたい。既に松下参議院議員はこの話を聞きつけ、国会答弁の時につけて登壇したいという話だったので、メーカーの特別に出してもらった。
そこから江藤拓代議士など数名が委員会で答弁する人に渡ったようだ。後ろの席にいた加藤紘一議員のスーツにもあった。うれしい。与野党関係なく、多くの議員の方にもこのバッジをつけていただきたい。それが農家の方々への、応援、支えになると期待している。

どうぞよろしくお願いいたします。