関東のある居酒屋で、宮崎牛と宮崎の豚を使ったメニューを出していたが、先週から宮崎という言葉を外した。今月に入って、注文がぱったりと止まったという。宮崎を外したら注文が戻ったという。
言葉がなかった。そこのマスターはわたしが宮崎出身ということを知っている。申し訳ないという顔をしている。
こうなってくると、宮崎は口蹄疫という直接的な被害以外に二次、三次的な被害が予想されるのではないか。
宮崎市内のホテル、飲食店、県外客が減少している。コンベンションや総会なども中止が決まっている。感染病が存在しているので、やむを得ない決断かもしれない。しかし、必要以上に反応していないだろうか。
無論、畜産業や関係者はいまだに日夜消毒や作業に追われている。その中で飲んで騒いでよいのかというような意識もあるとは思う。
県外で宮崎の農産物までもが遠慮されるようなことは避けないといけない。宮崎の農畜産物を使ったメニューを増やしてほしいくらいだ。