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がんばれ宮崎

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This is the archive for 27 October 2007

今日は日之影からアップします。
毎年この時期恒例の町をあげての盛大なおまつり「ひのかげ渓谷まつり」(去年までは三大橋まつりという名称で親しまれていました)の司会をしています。2泊〜3泊して日之影を満喫させてもらっています。

今日のイベントのオープニングは日之影小中学校音楽祭です。
児童・生徒数が少ないので校内の文化祭では物足りないのでしょう。年に一度はこのように町内の全ての小・中学校が一同に会し、それぞれの学校毎に合唱や合奏を披露します。日之影の子どもたちはとっても純粋なんです。



指揮の先生をまっすぐな澄んだ瞳で見つめ、
全く臆することなくお腹の底から大きな声を出して歌います。これは本当に感動的です。毎回私は涙を流してしまうほどです。美しいもの、いじらしいものに出会った時にポロリとこぼれてしまう、あのたぐいの涙です。心が洗われる思いです。
普通、中学生って特に男の子は照れて合唱コンクールなんてあまりまじめに歌いませんよね。日之影唯一の中学校、日之影中学校の男子生徒は違います。毎年の伝統となった『大地讃頌』は男子のパートがとっても元気が良く、本当に大地に響くのです。小学生はみなこの歌に憧れ「早く中学生になりたい」と思うのでしょう。



小学校の合奏も私たちが育った宮崎市内の光景とは少し違います。木琴とか鉄琴のパート、私たちの場合はピアノを習っている女の子がつとめたかと思います。しかし、そもそも人数が少ない日之影では男の子も第一線で活躍しなければならないのです。




どの学校も日頃一生懸命の練習の成果が表れた素晴らしい演奏でした。

しかし、この子どもたちを見ていると、日頃自分がいかに汚れてしまっているかを気付かされます。年に一度このこどもたちに私を清めてもらっているのです。

年に何回も日之影に訪れていると、町の方ともだんだん知り合いが増えて、すれ違う毎にあいさつをします。だんだんここが私のふるさとのように思えて来ます。
青雲橋、五ヶ瀬川、戸川地区の石垣や棚田、トトロが住んでいそうな深い山々…。
素晴らしい観光資源がたくさんあるところで、さらに町民の方がみな純粋で温かい。
ここはまさに癒しの町です。たくさんの人にゆっくり訪れて、骨休めをして欲しい、台湾に並ぶ私のオススメスポットです。