今日は宮崎コシヒカリの新米発表会でした。
午前中は生目小学校と生目幼稚園のこどもたちが稲刈り体験をしました。
ものすごい猛暑の中でしたが、こどもたちは強い日射しも気にせず田んぼに飛び出して行きます。農家の皆さんから手取り足取りの指導を受けたこどもたち、額に玉のような汗をいっぱいかきながら、上手に鎌を使って黄色く実った稲を刈って行きました。
その後は今年の新米のおにぎりの試食会が開かれました。みんなものすごい食欲で、中には5個も食べた小学生の男の子もいました。
ところで、宮崎の超早場米はなぜ7月の終わりに収穫出来るかご存じですか?宮崎は秋に台風がたくさん来ます。普通作ではどうしても台風の被害を受けてしまいます。それで温暖な気候を利用し台風シーズンの前に稲刈りが出来るように改良を重ねて来たのです。またできるだけ風の影響を受けないように、茎があまり高く伸びない品種もあります。宮崎の農業は自然に挑戦した科学的な農業とも言えるのではないでしょうか。
今年の超早場米は2月に種をまき、3月に田植えをしたものです。今年は長雨による日照不足、刈り取りの時期の早すぎる台風などたくさんの心配事がありましたが、無事にお米が実りました。宮崎の田んぼは今黄金色に輝いています。沖縄を除いてもっとも早く全国の食卓に上る新米です。(沖縄は収穫高が少ないので本土にはあまり出回らないのだそうです)今度の日曜日には知事が東京にトップセールスで、お米を売り込みに行きます。
『新米知事が新米の売り込み』なんて、ちょっとダジャレみたいでしょ。
「そのまんま現金2万円」が当たるキャンペーンも行なわれています。これまでのイメージを変えて「日本一早い米どころ」の印象を全国に植え付けることができるでしょうか、知事に期待してます!