先日にっきに登場したカルタの子どもたちのとても笑えるエピソードをご紹介します。
2年ほど前、夏休みに私がその子どもたち2人を預かって、宮交シティに遊びに行きました。夏休みのイベントでいろんな種類のワンちゃんやネコちゃんと触れ合えるという催しがあったのです。
午前中、さんざん動物たちと遊び、お昼を宮交シティのレストランで食べることにしました。「今日は愛ちゃんがおごるからネ」と、彼女たちの好きなものを食べさせました。
デザートまで食べてお腹いっぱいになり、いざ会計を済ませようとレジの所に立つと、
お姉ちゃん(当時小学2年生)がダアーーッとこっちに向かって走ってきます。何事かと思ったら、ポシェットに手をかけ
「わたしが払いますっ!!!」って必死の形相で言うんです。
「いいよいいよ、今日は愛ちゃんが払うよ」っていうのに「いいえ、お母さんからお小遣いをもらって来たので!」「私が」「いえ私が」と、
まるで大人同士のやり取りのような押し問答をレジの前で繰り広げてしまいました。
レジの人から見れば、わたしは立派に2人のお母さんです。それなのにこれは何?という表情で見られてしまいました。わたしが「友だちの子どもなんです」と言い訳すると、「ああ、それで!かわいいわねえ」と一緒に笑ってくれました。
必死の彼女をなんとか押しとどめて無事私が払わせてもらいました。さすがに2年生に払わせるわけにはいきませんよね(笑)。
この時、妹の方はまだ幼稚園生でした。子ども2人で親戚でもない大人と出かけるのは不安だったと思いますが、2年生のお姉ちゃんがいればへっちゃらなんですね。お姉ちゃんもまるでお母さんがわりのように、せっせと妹の世話を焼いていました。
とてもほほえましい2人の姿に、涙が出そうでした。
私も3人姉妹。すでに妹たちは嫁ぎ、新しい家庭を営んでいますが、姉妹の絆は今でも変わりません。私はとっても頼りないお姉ちゃんでしたけど、妹たちもこんな風に私を信頼して頼ってくれてたのかな。
仲良し姉妹の姿に久しぶりに自分たちのかつての姿を重ね合わせ、懐かしい気持ちになった私でした。