今月9〜12日、東京ドームで行われたふるさと祭り。
私は初日と2日目に参加してきました。
日之影町の特産品を販売するブースの他、様々な催しが行われるふるさとステージにて、日之影町が「新春もちつき大会」を
2日で3回に渡り担当しました。
初日の1回目は、オープン直後の時間だったので、
どれくらいのお客さまが集まるか未知数でした。
ふるまい用のお餅も100人分用意して、いざイベントが始まると、
そのふるまい餅を目当てにたくさんすぎるお客さまが殺到して
危険なほどでした。
さすが東京は人が多い!!!
それで2回目からは急きょ趣向を変更して、会場のお客さまから餅をついてみたい方を募り、もちつき体験していただくということにしました。
意外にも大勢のお客さまが興味を持ってくださいました。
ひのかげの割り当ての時間は30分。もちつき体験をしていただきながら、
日之影町長や町議会議長も登場し、PRもたっぷりさせていただきました。
ステージの餅つき大会が終わると、おかげさまで日之影ブースは黒山の人だかりが出来ました。
2日目は東京に住む私の妹と甥っ子も遊びに来てくれました。
この日はみのもんたさんのラジオ番組の公開生放送もあり、
初日よりもものすごい来場者数でした。
少しでも目立とうと、売り場ブースで私の甥っ子に法被を着せて、
肩車をして、乾椎茸を掲げてもらいました。
すると、効果てきめん!前を通るお客さまがみんなにこにこ笑顔になり、
その次に椎茸に気づいて足を止めてくれました。
当然、日之影の椎茸は品質が高いのです。
それでいて東京ではお目にかかれないほどお買い得なお値段とあって、
乾椎茸も飛ぶように売れていきました。
「やっぱり販売って、宣伝が大事なんだな〜」と実感した出来事でした。
当の甥っ子ジョー君も、はじめはハニカミ王子でしたが、
お客さんに褒めてもらううち、だんだん調子づいてきて、ものすごく張り切って頑張ってくれました。
「明日もお仕事行こう」と言い出す始末。将来は商売が向いてるかもしれません(笑)。
日之影は深い山あいの町で、ゆずや栗、たけのこ、お茶、椎茸など、
山の恵みの豊富な地域です。
そして、山に閉ざされ歴史的にそんなに物流が盛んではなかったと思われるので、これほどまでに保存技術が発達したのでしょう。
干したけのこや乾燥させた栗、漬け物やゆずごしょうやジャム…。
昔からの手作りの技術が今も受け継がれている、まさにスローフード。
この価値を都会の方に受け入れてもらえたことは、私たちスタッフや
もちろん、日之影の住民にとってすごく幸せなんじゃないかと思います。