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がんばれ宮崎

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This is the archive for 21 May 2010

宮崎が未曾有の危機に襲われています。

口蹄疫という家畜の伝染病が発生して今日でちょうど1ヶ月。
ここまで恐ろしい悲劇になるとは・・・。

戦後65年、宮崎の畜産に携わる人々は、
ただひたすらおいしいお肉を作ろうと真面目に取り組んで
来ました。

牛を我が子のように慈しみ育て、
共進会の前には人間用のシャンプー・リンスできれいにしてやり、
まさに手塩にかけて育ててきた生産者。

そして、行政やJA、大学も一丸となり、
最先端の技術を開発して、品質アップに努めてきました。
そして、奇跡の種牛、安平号の誕生。

長い歴史と努力が実を結び、
3年前の「和牛能力共進会」で宮崎牛が名実共に「日本一」と
なったのです。

豚に対しても同様です。
宮崎産の豚肉が出荷出来ない事態を受けて、
市場では品薄・価格の上昇などの混乱が起きているそうです。
あらためて、宮崎が畜産県だということを思い知らされます。


昨日、東国原知事が非常事態宣言を発して、本当に大変なことになっている
宮崎県ですが、
心温まる全国・県民からの義援金も寄せられていて、
心強く思う次第です。

また、昨日の宮日新聞には、
一番被害が多く、通学路の封鎖や運動場に出られないなどの
制限を受けている川南町のある小学校で、
殺処分された牛や豚の魂をなぐさめるため、千羽鶴を折っているという
記事が載っていました。
読んで涙が出てきました。

今回の出来事は、あらためて私たちは「他の命をいただいて生かされているんだ」ということを思い知らされます。
牛や豚、その他すべての命は、おいしく食べてあげてこその供養。
これ以上、食べてあげられない牛や豚の命が失われないよう、
一日も早い終息を私も祈ります。

埋設や消毒作業に当たっている作業員の皆様も
もう1ヶ月。
先の見えない辛い作業に、精神的にも肉体的にも
疲労困憊されていることと思います。
どうか、体調を崩されないよう、祈っています。


全国の皆さま、宮崎県ではまだ症状の出ていない牛や豚も
同じ畜舎にいれば殺処分されます。
口蹄疫にかかった肉が市場に出回ることはありません。

正しい知識を知っていただき、どうかこれからも宮崎を応援してください。


文章が大変暗くなり、私らしくない!


ということで、先日Wマキが腕をふるってくれた宮崎牛のくび肉料理を
ご紹介します。

台湾マキ製作・宮崎牛くび肉のタルタル。

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生の牛肉を刻んで、やはり刻んだ玉ねぎやケッパーをオリーブオイルやビネガーで味付け、スライスしたパンにのせていただきます。

お店で食べるよりも少し大きめにお肉が刻んであり、
歯ごたえが何とも言えずおいしかった!
私は実はお肉は生で食べるのが一番好きなんです。

ジュエリーまきちゃんがあらかじめことこと煮込んだポトフ。

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宮崎牛のだしが出て、お野菜のうまみとからみあって
これまたgood!
ジュエリーまきちゃんはお料理の天才!
お嫁さんにしたいくらいなのです。

これまたジュエリーまきちゃんの作品、
宮崎牛くび肉のラグーソースパスタ。

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包丁でたたいてミンチにしてくれました。
珍しいくび肉という部位の実力を思い知らされた一品。
ワインが進みました。


実は、我々「食肉研究部」をたちあげたのです。
珍しいお肉を手に入れたら、それに合うお料理を作って食するという部活です。
今こそ、おにく!
我々は食べるぞ〜!!!