2010.9.13
山野海という女優さんがいます。『みやこんじょII』の前身『ヒロイン・レイ』で１０年以上前にバイトしてもらいました。今でもたまにCMしているかもしれませんが、はなわさんが歌う「雪国もやしはとっても高いけど〜♪」に合わせて、売り場でもやしを買っているおばちゃんの役をやっています。その彼女が、『フツーの生活』長崎編に出ているというので観に行きました。芝居を観に行ったその日に、主演の４４北川（よし・きたがわ）さん率いる１０数人で来てもらいました。すでに、芝居の打ち上げを『みやこんじょ』でやることが決まっていたので、その下調べもあったのでしょう。

さて、打ち上げの日に４０人くらい集まりましたが、その中に「笑点」の大喜利の春風亭昇太さんと一緒に、この芝居の作・演出の中島淳彦（なかしま・あつひこ）さんが登場。ワッと店内が沸きました。自分にとっては、ここではどちらかというと、中島さんのほうに目が行ったのです。宮崎県日南市（にちなんし）出身で、大きな舞台でも日南の町を取り上げて日南弁で繰り広げるという記事を見て、どんなひとかなぁと思っていたからです。折りしも８月生まれだったので、他の役者さんふたりと一緒にお誕生会もできました。

この芝居は、中島淳彦　戦中戦後三部作　戦後６５年　三作品連続公演『フツーの生活』ということで、沖縄編・長崎編に続いて宮崎編が１０月６日（水）〜１１日（月）まで紀伊國屋サザンシアターで締めます。そして、この作品をプロデュースしているのが、４４北川さん率いる「４４　プロデュース　ユニット」です。新宿高島屋のお隣の立派な劇場です。宮崎が舞台です。前売り５０００円が高いか安いか、宮崎ですよ、飛び込んでみませんか！

打ち上げ中に、霧島を飲みながら４４北川さんがボクに言いました。あのう、今度の舞台の方言指導をしてもらえませんか？　ヒロさんそのもので演（や）りたいんです！と。舞台は日南、自分が喋る都城のイントネーションと違うけど・・・・・。大丈夫です、長崎編でも広くていろんな方言があるんです。長崎のひとでなければ詳しくはわかりません。宮崎編でも一緒です。というやり取りがあって、土曜の午後、彼の台詞（セリフ）の部分を吹き込みました。おそらく日南弁一色で占めたいだろうなと思われる中島さんには悪いな、と思いつつ、どんな舞台になるのでしょう？！　　これで少しは行って観たいと心が動きました？

山野海　　　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E9%87%8E%E6%B5%B7
中島淳彦 http://www005.upp.so-net.ne.jp/naka4/
４４北川 http://www.44good.com/ 『フツーの生活』宮崎編の詳細はこちら