2011.7.11
7月8日(金)午前3時過ぎ、ガタガタっと室内が揺れ出しました。震度4とか5とか。今寝ているベッドは自宅ではない。福島駅に隣接しているホテルです。震源地は、福島、です。ガチ地震です。その前に和歌山で地震がありましたが、その夜はホントに本場の地震を味わったことになります。早朝7時過ぎの新幹線で東京に帰りましたが、いくらか運転の遅れが生じていました。
今、東北を旅行しようというキャンペーンが頻繁に張られています。ボランティアで助けようという、ちょっと気合いを入れて動き出すのではなく、気軽に東北を旅行しておいしい食事、お土産にお金を遣いましょう、それが被災地になった東北のためになるのですから、というものです。
これは、支援しやすいと旅行会社のキャンペーン前から始めたのが、5月1日の石巻被災地へ支援物資を届けるのと仙台での牛タンランチ&お土産購入。6月1日の仙台被災地をまわり、地元新聞社・河北新報社への100,000円の義援金届け、温泉&飲み会、お土産を宮崎へ発送の1泊の旅。
そして今回。忘れないように覚えやすい7月7日(木)福島宿泊の旅です。宮崎が宮崎日日新聞社というように、ほとんどの地方は地元紙は1社ですが、福島は2社。わかる被害より目に見えない放射能というやっかいな被害が甚大な福島には、2大新聞社・福島民放新聞社と福島民友新聞社に、それぞれ100,000円ずつ義援金を持って行きました。訪れたところは、飯舘村(いいたてむら)と相馬市。飯舘村では食べるところは無いといわれ、相馬市の海岸端で3軒営業しているところの1軒で昼ご飯を食べました。
夕方、高湯・花月ハイランドホテルで硫黄色の日帰り温泉(600円)に浸(つ)かり、福島の鳥安さんで最後の満席のひととなり、他のお客さんが帰ったところでご主人と話をさせてもらいました。こちらは、福島人3人を含む6人でした。こういう旅には地元ドライバーが必須です。東京在住の時知り合ったリキさん。同行者はリキさんの東京時代の会社の先輩であり、石巻に連れて行ってくれたオオノさん。『みやこんじょ』が元気だからできる助け合い。元気にさせていただいている皆さん、有り難うございます。
ホテルの揺れは、忘れるんじゃないぞ、FUKUSHIMA!というサインだったのでしょう。