ＪＲ青島駅から徒歩3分のところに、老舗のういろう店「ときわ屋」があります。昭和３７年創業。青島にある数々のういろう屋はイチゴ味やマンゴー味などありますが、「ときわ屋」は創業以来、白砂糖を使った白と、黒砂糖を使った黒の2種類を守り続けています。
県内はもちろん県外客も多いということで、みやざきWEBチャンネルは取材に行きました。
青島ういろうとは米粉（うるち米）と砂糖湯を練り合わせ、せいろで蒸した素朴なお菓子です。
美味しいういろうを頂きながら、原川さんに話を伺いました。
＜青島ういろうの歴史＞
考案者は鈴木サトさん。最初は「青島ようかん」という名前だったそうですが、ある日、青島に来た中国人が「青島ようかん」を食べたところ、
中国の薬「外郎薬」に色や形が似ているため、「ようかんではなく、ういろう」という商品名にしたらどうか」との提案があり、「青島ういろう」という名がついたそうです。尚、名古屋のういろうとは関係はなく、青島独自のういろうです。
＜ういろうが出来上がるまで＞
朝5時まえには仕事を初め、７時にはういろうが出来上がっているそうです。
砂糖湯を時間をかけて米粉と練り合わせ、
せいろにいれて４０分ちょっと蒸して、ういろうは出来上がります。
出来上がったういろうは、縦と横に溝のある大きなまな板の上にのせ、上から包丁代わりの専用のひもで切っていきます。
もっちりした優しいういろうはこのようにして出来上ります。
老舗「ときわ屋」のういろうはこちらで買えます。
おみやげにもお勧めです。
住所：宮崎県宮崎市青島2-1-19
TEL：0985-65-1193
営業時間：8〜18時
駐車場：あり