WEBキャスターの部屋
Google
がんばれ宮崎

みやざきWEBチャンネル TOP WEBキャスターの部屋にっき

Archives

This is the archive for 24 July 2007

今、地鶏に負けない抜群の人気と知名度を誇っているのが宮崎の尾崎牧場の牛肉です。
今夜は尾崎さんの牧場におよばれし、出かけてきました。



尾崎さんの牛舎です。現在1300から1400頭がいます。毎晩のように子牛が生まれているそうで、子牛がお母さんのお乳を飲んでいるほほえましい姿が見られました。



牛タンを出しているユーモラスな牛。これは繁殖牛だそうです。舌を出すのがクセらしく、見ている間ずーっと舌を出してました。
繁殖牛は一生の内に十数頭の子牛を出産するそうです。毎年毎年妊娠しては出産、妊娠しては出産。繁殖牛も大変な稼業です。

牧場の横の自宅の庭で、尾崎さん自らが尾崎牛を振る舞ってくれます。それはバーベキューなんて生半可なものではなく、尾崎牛のフルコースです。
牛刺し・赤身のローストビーフに始まり、カルビの焼き肉(もろ、ステーキです)・ロースステーキ・ヒレステーキ、そして自家製ハンバーグを使用したハンバーガー。尾崎牛はさしもたっぷり入ってるのにしつこくない、甘みのあるお肉でついつい食べてしまいます。まさに食い倒れ・・・バタン・ギューです。

なぜに尾崎牛はおいしいのか。その秘密は尾崎さんがたっぷり語ってくれました。(尾崎さんが牛の話を始めると3時間あっても足りません)まず、えさが特別。牛舎が清潔。そして、育てる人がイイからなんですって。牛には足しかないので、尾崎さんが牛の手となっていろいろこまめに世話をしてあげたり、尾崎さん自身がストレスの無いおちついた状態なので、牛も精神的に安定し、おいしい肉質になるそうです。牛の世界もかなり哲学なんですね。


それにしてもおいしかったー!ごちそうさまでした!

前にも書きましたが私はユニセフのボランティアをしています。ユニセフというのは国連のひとつの機関で、世界中の困難な状況にある子どもたちの支援をしています。
世界には5歳未満で亡くなる子どもが1日におよそ30,500人います。これは3秒にひとりの割合です。5歳未満の子どもが亡くなる割合を「乳幼児死亡率」と言いますが、この死亡率の高い国から順に、重点的に支援を行なっています。

私が所属するのはユニセフを支える先進国の国内委員会、日本の場合は(財)日本ユニセフ協会の地方組織、宮崎県支部です。ユニセフの活動資金となる募金を集めたり、世界の子どもたちの現状やユニセフの活動について広く皆さんに知らせる広報活動が主な活動内容です。様々な場所でパネル展示をしたり、学校でユニセフ学習会を開いたりしてます。
ボランティアの仲間は女性、特に主婦の方が多いのですが、このほど宮崎県支部の会長がやはり女性に変わりました。上原道子さんというとてもバイタリティのある方で、私たち運営委員にも喝を入れていただきました。県の児童相談所に長く勤めていらしたこともあり、子どもたちの幸せにものすごく情熱を燃やしている素晴らしい方です。



会長就任にあたり、先日7月2日、県知事に表敬訪問をさせていただきました。東国原知事はとてもお忙しい方なので、お会いできるとは夢にも思わなかったのですが、快く時間を割いていただき、会長一行を出迎えてくださいました。
熊本県では塩谷知事がユニセフ熊本県支部の顧問を務められるなど、行政と支部が協力体制を作って精力的な活動をしている例もあります。ぜひ宮崎県もそういった体制を作れたらいいなと思います。

ちなみに、今度の週末7月28・29日の2日間、フローランテ宮崎『夢花館』で、ユニセフのチャリティーお茶会を開催します。前売りチケットはフローランテの入場料とお茶券込みで500円です。お茶を楽しみながらユニセフに協力できるというものです。チケットの欲しい方はTEL0985−31−3808(月・水・金11:00〜16:00)までお問い合わせください。