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This is the archive for February 2008
今、宮崎県立美術館で開かれている『コレクション展』に私の大叔父・時田良太朗の作品が飾られていると聞き、行って来ました。
大叔父は私の祖父の弟にあたります。大分県佐伯市の出身です。今の宮崎大学農学部の前身、宮崎農専を出て東京で中学校理科の教師となりますが、画家を志し渡米。
若手のアーティストが集まったニューヨークのSOHOで絵の修行を続けたそうです。現在はアメリカペンシルベニア州在住です。一度叔父の家に行ったことがあります。アパラチア山脈を望む広々とした土地にログハウス風のアトリエを建てており、庭には青々とした芝生とりんごの木。アパラチア山脈を見ながらテラスでバーベキューをしたという思い出があります。ずいぶん高齢の叔父ですが、朝は6時頃起きて朝食後は散歩。そして午前中いっぱい制作活動にいそしみ、昼食後少しゆっくりしてからまたアトリエにこもるという非常に厳しい生活をしている姿に尊敬の念を抱いたのを覚えています。
展示されているのは叔父が長い間テーマとして取り組んでいる『生』シリーズ2点。数年前、宮日会館のギャラリーで個展を開いた際、宮崎ゆかりの画家の作品ということで
宮崎県立美術館で収蔵していただきました。
アクリル画・淡い色彩の点描で、真ん中にすっと通ったラインの奥にさらに世界が広がっているという、見ていると不思議な感覚に包まれる作品です。私はなんとなく癒しの力を感じます。アメリカという異国の地で、たった1人でアトリエにこもり、とことんまで生と命に向き合いつつ生み出された作品なのだと思います。
県立美術館に叔父の作品があるということは知っていましたが、実際に展示されているのを見るのは初めてです。大きな絵なのでこういった広い場所で、しかも専門の方の照明ですから余計に作品の良さが引き立っていると思います。今回は『色彩と表現』という展示方法で、他の収蔵作品とともに展示されています。入場料は無料。4月10日までです。
先週金曜日から月曜日まで、宮崎県の農産物をPRするイベント『情熱みやざきフェア』のため、愛知県に出張しました。
ご存じの通り名古屋は名物の多いところで、到着した日はさっそく手羽先の有名な『世界の山ちゃん』に行ってきました。
ほんのり甘いタレと胡椒がマッチした手羽先がパリッと揚げてあり、とってもいいビールのおつまみです。夜中だったにもかかわらずこれで食欲に火がつき、初日からお腹いっぱい食べてしまいました。
翌日の朝。名古屋は喫茶店のモーニングが充実しているところです。コーヒーを頼むと朝はトーストとゆで卵が付いてくるのはあたりまえ、サラダやスープまでついてるところもあるそうです。名古屋の休日は「家族で喫茶店でモーニング」というのが定番だそうです。
しかし、私が挑戦したのは隠れた名古屋名物『小倉トースト』。
名古屋は日本一あんこの消費が多い地域で朝ご飯にもトーストに小倉あんをはさんでしまうんです。
朝には若干重いかもしれませんが、元々あんこ好きな私にはとってもおいしかったです。
家でも作って食べたいほどです。
さて、その日の仕事を終えてスタッフ全員で懇親会がありました。実はこの日2月16日は私の誕生日でした。なんとサプライズで私のために誕生日ケーキを用意してくれて、みんなでお祝いしてくれたんです!
プレゼンターをつとめてくれたのは、この情熱みやざきフェアのイメージソングを歌ってくれている私のかわいい妹分「SPIRIT」の2人。延岡出身で明るい元気のはじけるかわいい女性アーティストです。2人のハーモニーは特にステキで、
テーマソング「太陽が恋した場所」は宮崎の良さがぎゅーっとつまっていてとってもいい曲です。是非一度聞いてみてください。
出張先で過ごす誕生日はみんなの気持ちが心に沁みてとても幸せでした。ありがとうございました。
さて、日曜日のフェアも無事終えて、残ったスタッフで打ち上げです。ここでも名古屋名物「みそ串カツ」や「えびふりゃー」を食べました。
あちらの方はなんでもかんでも味噌、それも私たちには馴染みの薄い八丁味噌をつけます。ほんのり甘い味噌だれで、おいしくいただきました。
ところで、今回のフェアの会場ステージは外だったんです。幸い知事がトップセールスで来られたときやステージイベント中は晴天だったけど、ころころと天気が変わり、途中大雪も降りました。南国の私たちは物珍しくてものすごくはしゃいでしまいました。
よく「雪が降るとあたたかくなる」と言いますが本当です。宮崎で雨が降る前にふとあたたかくなるのと同じだと思いました。雪の降り方はとても幻想的で美しかったです。
キャンプ期間中はたくさんの報道陣が宮崎に訪れます。東京から来た友人をこの時期いろんなお店に案内する機会も増えます。今週は2組の友だちを私の自慢の宮崎のお店に連れて行き、宮崎の食材を堪能してもらいました。
まず『焼き肉りょう』。ニシタチと中央通りの間の路地にあるカウンターだけの小さなお店です。仕入れをすごく頑張ってて、宮崎牛のとってもおいしいところを出してくれます。
初めて行ったとき、なんと5のAという宮崎牛の最高ランクのお肉があり、
びっくりしてしまいました。
写真は牛刺し。わさびをたっぷりつけておしょうゆで頂きます。マスターの話によると、生で食べられる牛肉は新鮮であるという以外にも低温で溶ける良質な脂でないといけないそうです。まさにこの牛刺しは口の中でほどけ、熟成されたうまみ成分と甘みのあるアブラがジュワー・・・!
焼いて食べるロースやカルビ、ハラミなどはマスターがちょうど良い食べ頃を「今っ!!」
って教えてくれます。マスターの言うとおり食べておけば本当においしいお肉を食べられるんです。連れて行った日テレの友人も大満足でした。
翌日は別のマスコミの知り合いと鶏料理のお店『銭箱』に行きました。
ここの砂ズリのゴマ油が最高なんです!
砂ズリとは思えないほど鮮やかな赤い色をした砂ズリの薄切りに塩・タマネギスライス・青ネギとゴマ油がかかっています。レバ刺しに似ていますが、コリコリとした食感は違います。これはビールが進みます。そしてマスターの芸術的な包丁で造られた鶏刺し。
昆布じめになっていたり明太子を巻いていたりふりかけがかかっていたり。飽きることなくくさみのない新鮮な鶏を心ゆくまで楽しめます。
運が良ければ(マスターの納得できる材料が入っていたときは)握りもたべさせてくれることがあります。ちなみに途中で焼酎に切り替えました。
この日はまだお腹に余裕があったので、ワインを飲みたくなり、橘通にあるフレンチの『直樹』へ。ここは県内でも数少ない尾崎牛を出してくれるお店です。お約束の尾崎牛のカルパッチョとタルタルを堪能した後、ワインのおつまみに白レバーペーストをオーダー。
白いココット皿に入っている白レバーペーストは中の方がピンク色になっていて何とも言えないおいしさです。バケットをおかわりして食べてしまいました。
この時期はこうして宮崎の美味しいものを食べ歩くことになってしまい、毎年体重が増えます。しかし今年の私には『カーブス』があります。食べ過ぎた翌日は必ずカーブスでいつもより真剣にワークアウト。なんとか体重を増やさずに頑張ってます。それにしても宮崎には本当に美味しいものが多い。宮崎に生まれて良かったなあと実感するこの頃です。
ちなみにこれはシリーズでは無いんですが、そのうち同じタイトルで
書けそうな予感がするので「その1」としました。
球春到来。今宮崎はプロ野球キャンプ、そしてサッカーなどスポーツキャンプ真っ盛りです。私はほぼ毎日ソフトバンクホークスのキャンプ会場、生目の杜総合運動公園に出かけ、
場内アナウンスや週末行われるイベントの司会などをしています。何を隠そう、私はファンクラブに入るほどのホークスファンなので、趣味と実益を兼ねた楽しい仕事です。
このキャンプ会場は別名『ホークスビレッジ』と呼ばれ、たくさんの出店が並びます。
ここでしか食べられない特別メニューや宮崎特産の美味しいものがずらりと販売されています。期間中の私の仕事のひとつはJOY―FMの朝の番組で毎日『ホークスビレッジインフォメーション』というコーナーでそんなお店を紹介したりすることです。
写真は先週木曜日にスポットを当てたフェニックスシーガイアリゾートのお店の田野さんです。
シーガイアは選手の宿舎でもあり、ケータリングで毎年球場の選手のランチも担当しているんですが、実は一般の方向けの出店は今年が初めてだそうです。本格的なシェフの手作りビーフカレーやビーフシチューなどがワンコイン500円で手軽に食べられます。
そして超超人気メニューはパン3種です。バットの形をした『松中バットパン』。中にソーセージが入っています。グローブは『和田グラブパン』カレーパンです。そしてヘルメット型の『川崎メットパン』はチョコメロンパン。どれも1個200円ですが、毎日昼までには売り切れてしまうということです。球場で食べるのはもちろん、お土産にもオススメです。
『ホークスビレッジインフォメーション』のラジオ放送はA組の最終日今月22日まで、
FM宮崎の朝10時15分頃から5分ほど放送してます。良かったら聞いてくださいね!
久しぶりにDVDを借りてきて映画を見ました。前々から見たいと思っていた群ようこ原作
『かもめ食堂』です。なぜかフィンランドのヘルシンキで小林聡美扮する日本人の独身女性が食堂を開く、というものです。その小さな食堂を舞台にセンセーショナルでもない日常を描いているんだけど、節目節目に小さな事件が起こって、だんだん登場人物が増えて行くので、飽きさせません。またところどころにフィンランドの美しい自然の風景なども出てきたりして、見た後とてもさわやかな心地になる映画でした。
これから見ようと思っている方にネタバレするといけないのでこれ以上は書きませんが、
物語の全体のトーンがすごくゆったりとしていて、心があったかになり癒される感じ。とても気に入りました。
フィンランドが舞台の映画といえば、もうひとつ私のツボだったのが『ヘイフラワーとキルトシュー』。小学校に上がる前の2人のかわいい姉妹と家族の物語です。今度小学校に上がるヘイフラワーはとてもおりこうさんの長女。妹のキルトシューはいかにも末っ子のわがままお嬢さん。頼りない両親に代わってヘイフラワーはそんな妹の面倒を健気に良くみています。ヘイフラワーの悩みは「私が学校に行ったらキルトシューの誰が面倒を見るの?」ということ。1人で小さな胸を痛めているというのに家族はみんなマイペース。そしてついに・・・というあらすじ。もうこの2人の女の子がかわいくてかわいくて、周りの大人たちもぼーっとしていて罪が無くて、何よりフィンランドの美しい自然とインテリアや衣装の色づかいがとてもポップでかわいらしく、ぎゅっと心をわしづかみにされてしまいました。さすが、ムーミンを生んだ国です。かわいい映画作らせたら世界一かもしれません。昨日TSUTAYAの190円セールで4本映画を借りてきたので今週はせっせと見ようと思っています。
今日は六本木ヒルズにあるテレビ朝日のイベントスペースで、「4県合同ピーマン大好きキャンペーン」キックオフイベントが行なわれました。
この季節、冬から春にかけてのピーマンの主な産地である宮崎・鹿児島・高知・茨城が合同でピーマンの消費拡大キャンペーンを3月1日から4月30日まで行ないますが、それに向けてのお知らせのイベントだったんです。
まず、ピーマンのキャラクター、子どもたちの人気者「ピーマンボ」君が登場し、「野菜の王様ンボ ピーマンボ」という歌をダンスとともに披露。そして得意のバルーンパフォーマンスでピーマンを作り子どもたちの心をぎゅっとつかんだ後は、ピーマンボクイズでピーマンの栄養や育ち方を楽しく学んでもらいました。
その後、4県の生産者と県の代表者の方が登場し、ピーマンの効能やどのように作られているかなどのお話をしました。
そして、いよいよ特別応援団である東国原知事が登場。
今か今かと待ちかまえていたお客さまのまえで、ピーマンの料理法や栄養のお話などをしてくれました。さすがトップセールスマン、良く勉強していらっしゃいました。
六本木ヒルズという場所柄、一般のお客さまがどれだけ集まってくれるのかとずいぶんスタッフは気を揉みましたが、およそ250人の方が集まってくださり大盛況でした。これでキャンペーンの方も弾みがつきました。
キャンペーンの概要ですが、3月1日から4月30日の期間中、お近くのスーパーでJA宮崎経済連・JA鹿児島県経済連・高知県園芸農業組合連合会・JA全農いばらきのピーマンをお求めいただき、袋についているバーコードを5枚1口でお送り下さい。
抽選で50名の方にお料理愛好家の平野レミさん考案の「レミパン」、また抽選で100名の方には完熟マンゴーやメロンなど、4県の美味しい特産品が当たります。ご応募の宛先は今HPを調べてみたんですが、まだヒットしませんでしたので、後日またお知らせします。
ちなみに知事のオススメピーマンレシピは「2つに切ったピーマンにツナマヨをのせ、コーンとチーズをトッピングしてからオーブントースターで焼く」っていうとっても簡単で美味しいお料理でした。私のオススメはピーマンを細切りにしたものに塩昆布を混ぜるっていう全く火を使わない超超超カンタンレシピです。是非ピーマンたくさん食べて、キャンペーンにご応募くださいね!
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