ずいぶん長い夏休みを取ってしまいました!
読者の皆さんの中には「台湾に移住してしまったのではないか?」
と心配してくださった方もいらしたようです。
充分充電しましたので、心を入れ替えて10月からは頑張って更新して
参る所存です。
さて、復帰1回目のにっきは、ちょっとゴージャスな話題で
入りたいと思います。
昨夜、相当なワイン通の皆さまの会に参加させていただきました。
参加者はそれぞれ、コレクションされているワインの中から
「これだ!」と思うワインを持ち寄り、
皆さんでグラス1杯ずつ味わいます。
全員のワインを飲み終えたら、1人ボトル1本を飲んでいるという
趣向です。
月1回開かれているそうですが、グラス1杯にするために
メンバーは8人までと決まっています。
会場は「ビストロ ナージャ」。これまたワイン好きのシェフが
ワインに合ったお料理を作ってくれます。
今月のワインは、年代もののワインが集まり、
私は私が今まで飲んだことのある古いワインの記録を
2度も更新してしまいました。
銘柄が余りよくわからないんですが、
「1976」と「1969」です。
年代もののワインは、ボトルをあまり揺らしてもいけないそうです。
グラスにそっとついだら、あまり空気に触れさせることもなく
香りが開いています。
若いワインはグラスを回して酸化を進めて味わいが出てくるものですが、
ボトルを開けた時点ですでに完成形です。
どちらもなんとなく、赤の色がくすんだ感じになっていて、
甘みがありました。
私が生まれる前のワインが腐ることなく飲めるなんて
なんだか感激してしまいました。
また、皆さんがそれぞれワインのうんちくを愛情深く語ってくださるのが
おいしさに輪をかけます。
それだけでもとっても贅沢な夜なのに、
2次会で行ったお店で、なんとさらに古い「1949」のワインを
あけてくださいました!
コルクなんて、上の方がなぜか炭化して真っ黒になっています。
先ほど飲んだワインよりもさらに20年前のもので、
味もどうなってるのかと興味津々。
ところが、飲んでみますとこちらのワインの方が酸味を残しており、
なんとなくフレッシュな感じすらするではありませんか!
ワインはあまり詳しくありませんが、大好きな私。
とてもとても貴重な体験をさせていただきました。
先生方、まことにありがとうございました!
ちなみに、それらのビンテージのワインが1本おいくらくらいするものなのか、ちょっと怖くて聞けませんでした・・・・