みやんこんじょ便り
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がんばれ宮崎

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This is the archive for June 2011

2011.6.27
『みやこんじょ』の壁に写真を貼っていたのはもう2年前になります。今でもあの感じがよかったと言ってもらいます。反面、そんな雰囲気のお店だったの? と聞かれることもしばしばです。もしかしたら、もう半分以上のお客さんが昔の『みやこんじょ』を知らないかもしれません。でも、壁には貼らないまでも今でも写真を撮り続けて人数分焼き増しして郵送し続けています。

ボーっとしていると、今日現在みたいに6月21日分からの宛名書きが手つかずの時もあります。そんな時は、今週中に前日分までを書き終えるように調整します。まだ写真が届かないので宛名を書いていても送れないという事情もあります。それが、今時の写真プリントにあります。届かないって?

昔は、「カメラのさくらや」で10本入り36本フィルムを買って、撮れたフィルムをDPEコーナーに持ち込み、出来上がった頃合いに再び店に行って、そこで誕生会のひとり写真は1枚、三人写っていると壁に貼る分も入れて4枚とネガに数字を書き込んでまた注文します。焼き増し分まで受け取るのに午前から午後にかけての半日がかりの作業でした。そして、半年すると壁一面を写真2000枚が覆い尽くします。

そのうち、撮り終えたフィルムを持ち込んだ時に、ひとりの写真は1枚、ふたり以上は人数分+壁に貼る1枚を焼き増しするようにお願いしました。最初は怪訝な顔をされましたが、毎日のように通うともうお店のひとも慣れたもんです。『みやこんじょ』のお客さんになってくれました。1枚約30円の時代です。写真代が15万円くらいかかった時代です。

やがて「カメラのさくらや」もなくなり、『みやこんじょ』でプリントするようになりました。プリンターを4台買い込んで、プリンターが使い過ぎで壊れないようにしました。それでも壊れて2台、3台と追機を購入しました。プリンターは安いもののインク代が馬鹿にならず、用紙も準備しました。1枚約20円、月10万円かかりました。店でお客さんのいる間に写真はできあがりました。でも、ひと手間、その場で渡さず郵送しました。

そして、今。次男坊がヨーロッパバックパック旅行から帰ってきて利用したのがネットでの写真プリントでした。
WOW、画期的! 一番安いプリントで50枚以上だとメール便で1週間近くかかるものの送料無料で、なんと1枚5円。届くのに1週間近くかかるので、昨日の分の宛名を書いても写真が届かなくて送れない、となるのです。画像は素人目ではそんなに悪いとも思えません。1ヶ月1万円ほど。海外旅行の今昔みたいな価格破壊。100年色褪(あ)せない写真プリントを売りの写真がありましたが、今の『みやこんじょ』写真だといつか消えるかも。そう願うお客さんもいたりして・・・。

2011.6.20
昨夜、6月19日(日)TBS系夜11時40分からの「ホンネ日和」観ましたぁ? 久しぶりにしっかりと『みやこんじょ』が映っていました。東国原英夫さんと森永卓郎さんの話もさることながら、カウンターの後ろの客席に座っているお客さん、料理・ドリンクを運ぶのに会話の後ろをウロチョロするスズカ・ナカニシ・ユーキ、カウンターの中でドリンクを作っているケータローの露出の多さに目を奪われてしまいました。

森永卓郎さんが東さんにエールを送るべく、いきなり立ち上がって振り返り客席のお客さんに、東さんを応援しましょうと東さんからの挨拶を引き出し、「フレーフレー東!」と叫んだのはなかなかの盛り上がりとなりました。宮崎でも、心配していた1週間遅れの放送もしくは放送なしという事態を逃れ、無事、東京と同時間にMRT宮崎放送で流れました。あの「フレーフレー東!」という名場面は何回か番組宣伝で流れており、自然と『みやこんじょ』でのロケだとわかったひとも少なくありませんでした。「ホンネ日和」のホームページは放送後には即更新されており、ロケ地としての『みやこんじょ』も写真入りで紹介されています。下記クリックご覧ください。

http://hicbc.com/tv/honne/index.htm

無事放送されたことで、先週の帰郷報告を。水・木は、近頃温泉で2回倒れたという80歳になる母ちゃんと24歳になる息子との3世代にわたる都城での人間ドック入りでした。計183,000円。木曜日は14時過ぎにえびの市に行き、コカコーラ工場見学・飲み放題試飲。といっても2本も飲めませんでした。真の幸せ、真幸(まさき)中学校を訪問。校長の奥さんのおいしい手料理で満腹、京町温泉のホテルで雨降り続く中、眠りにつきました。

土曜日は、宮崎の赤江で10年近く前にバイトしてくれていたオカベさんの結婚式。夜は20年ぶりに会うであろうスズキさんと再会。雨は降り続けるのでありました。日曜日は、また都城に帰って正午から夜にかけてBBQ。その間、曇り/小雨/土砂降りと庇の下で炭を赤くしながら話は続きました。

今なお「くすぶり」続けているものがあります。人間ドックでの結果。残りふたりは、これといった異常は見つからずめでたしめでたし。ワタクシには影が。大腸検査の時、おケツの穴からカメラをグイグイ入れられながらも映像を見られます。明日は、鼻からの胃カメラなのですが、口からのほうがカメラが大きくて画像がよく見えるとのことだったので、口からに換えてもらいました。去年の鼻からに比べて、カメラを入れた途端にオエッ。苦しい思いをしながらカメラがグリグリ進んで行きます。

結果、カメラが大きいことで鮮明な画像を見ることができて食道に「気になるもの」を発見できました。昨年、50歳を過ぎたら癌の発症率も高いということでがん保険に入ったばかり。ここはえいっ!初期で治るもんなら「がん」と診断してくれ。「がん」と診断されたら即300万円!そんな保険です。

●みやこんじょ2
http://www.miyakonjo.co.jp/miyakonjo2.htm
●みやこんじょ日経レストランDM大賞グランプリ受賞
http://nr.nikkeibp.co.jp/topics/20091112/
●宮日TOKYO編集局
http://www.miyakonjo.co.jp/image/miyanichi20101224.JPG
●やまがらしげとさんブログ『キミとボク』キャンペーン第一弾:みやこんじょ
http://bit.ly/fDiXqM
●映画『キミとボク』公式サイト
http://kimiboku-movie.com/

2011.6.13
4月24日(日)。普段、TBS23時からの「情熱大陸」を観たら床に就きます。月曜日は、朝5時に起きて『みやこんじょ』に朝駆けするからです。その日はなんとなく次のプログラムに目が行き、「そのまんま」見続けました。阿蘇の大自然を馬に乗って走るシーンがいいなぁと思ったからです。その日は、自分のキモチを確かめる "心友”との旅と題し、「モーニング娘。」卒業後、ソロアーティストとして活躍する後藤真希さんと中国美人谷出身アーティストalan(アラン)さん。

その番組「ホンネ日和(びより)」を観て、1000円高速があるうちに車で宮崎まで帰ろう。その途中で、福岡に寄り、熊本の阿蘇では馬に乗ろうと意気込んでいましたが、東日本大震災の影響がじわりじわり押し寄せ、計画頓挫、1000円高速も6月中になくなります。

それから時間を置いて6月5日、同い年の強い絆を確かめ合う旅として、カリスマ読者モデルとして大人気の小森純さんと同じく読者モデルとして活躍する益若つばささん。昨夜6月12日は、「ママ友になるための」ホンネ日和として、多くの女性から支持されるアーティストhitomiさんと世界を舞台に活躍するスーパーモデル富永愛さん。

6月から観るようになったのは何故か? それは、6月3日(金)21時30分から『みやこんじょ』に「ホンネ日和」のテレビカメラが入ったからです。いつ放映されるかわからなかったので、とりあえずその週の6月5日観て、来週は違うな、と。そして昨日、都城で「320」というお店をやっている『みやこんじょ』スタッフOBのミキオさんから、電話があって今、「ホンネ日和」に『みやこんじょ』が映っていましたよ、と。

今日、東京に帰って来て昨夜、「ホンネ日和」は都城で観ていたのですが、昼からBBQをしていてウツラウツラしながら観ていたので予告編の時には、ちょうどあっちの世界に行っている時で見逃していたのでした。これで、宮崎で放映するのもわかったので思いっきり告知させていただきます。

『みやこんじょ』に来られたゲストとは、日本を元気にするための社会科見学ということで、前宮崎県知事の東国原英夫さんと経済アナリストの森永卓郎さんです。金曜日の21時過ぎ、カウンターを貸し切って小型カメラ4台が仕込まれ手動カメラが1台。総スタッフ10名ほど。カウンターの後ろの客席は満席。普通通りでいいとのことでした。ただし、BGMは切ってもらえれば、ふたりの声はピンマイクで十分拾えるとのことでロケは進んで行きました。

それでは、6月19日(日)TBS系23時30分からの「ホンネ日和」をお楽しみください。
http://hicbc.com/tv/honne/index.htm

●みやこんじょ2
http://www.miyakonjo.co.jp/miyakonjo2.htm
●みやこんじょ日経レストランDM大賞グランプリ受賞
http://nr.nikkeibp.co.jp/topics/20091112/
●宮日TOKYO編集局
http://www.miyakonjo.co.jp/image/miyanichi20101224.JPG
●やまがらしげとさんブログ『キミとボク』キャンペーン第一弾:みやこんじょ
http://bit.ly/fDiXqM
●映画『キミとボク』公式サイト
http://kimiboku-movie.com/

2011.6.6
石巻に行ったのが5月1日(日)でした。6月1日(水)となれば血が騒ぐ。ちょうど1ヶ月です。単独で行くとなると被災地に知り合いがいないとなにかと不便・不案内です。そこで、誰かいないかなと思いきや、いたぁぁぁ。仙台です。仙台は石巻に行った時に、牛たんを食べに仙台駅構内の「牛たん通り」の「利休」という有名店に立ち寄りました。

今回出迎えに来てくれたのがアキラさんでした。東京に住んでいたことがあり、何年か前にはふと『みやこんじょ』に行きたくなったと高速を飛ばして、閉店間際に奥さんとともにチキン南蛮を食べに来てくれました。そんなアキラさんと会ったのがちょうど昼過ぎだったので、着いたその日、6月1日に「牛たん通り」の奥に復活したばかりの「すし通り」にある寿司屋さんに案内されました。

顔見知りらしく、板さんたちに隊長と呼ばれながらカウンター席に座ると情報交換が始まる。「大丈夫だったかい?」「ええ、どうにか」「目の前にあるあのビルは取り壊すよ」「へぇ、そうなんだ」・・・。地元のことでも知らないこともいっぱいあり、ここでの新たな情報がまた次のひとへ語られて行く。他所(よそ)もんである自分も地元の人間のように頷(うなず)いていました。

おいしい握りと名産・フカヒレ握りをおいしくいただいてから地元新聞社の河北新報社へ。皆さんが『みやこんじょ』で使っていただいた中から100,000円を届けに行きました。それから若林区を中心とした被災地を見てきました。彼が小さい頃、海水浴に来ていた浜辺の木々がずっと離れた、車を走らせている道路のところまで至る所に根こそぎ流されていました。寿司と流木・瓦礫(がれき)、雲泥の差です。

気を取り直して、夕方から泉区にある泉ヶ岳の温泉へ。そのあと、歓楽街「国分町(こくぶんちょう)」での勉強会です。牛たん発祥の店といわれる「太助」ではその厚さと準備されている焼き場の近くの牛たんの多さに驚く。地元の居酒屋として彼の友達の弟が経営している「みちのく郷土料理・河童亭」へ。地元話で盛り上がる。いいなぁ、来たぞ、仙台って感じがバッチリでした。

日頃不義理しているひとたちには、地元デパート「藤崎」で九州向けに万単位でお土産を買い込み、発送しました。
被災地を見舞いつつも、地元の温泉につかり、おいしいものをいただく。そして、見たこともないような独特のお土産を買って帰る、「次」を考えています。