古事記の二番目は、次の文章です。
「高天原(たかまのはら)に成りし、神の名は・・・・・」
この後、ややこしい神様の名前が、ズラッと並びます。
それで、多くの人は、「こりゃあ、難し過ぎる」と思い、
古事記を読むのを、諦めてしまいます。
本当は、実に面白い物語なのですが。
まあ、ややこしい所は、飛ばして、
物語の面白い部分だけ、読むことを、お勧めします。
ところで、私の著書「古事記・神々の詩」では、
このややこしい、神様の名前を、解説付きで、
しかも七五調四行詩という、詩の形式で、
リズム良く、お話しています。
例えば、最初に出てくる「天之御中主(あめのみなかぬし)}を、
次のように、書きました。
「天御中主(あめのみなかぬし) という神は
天の真ん中に おられます
古代の舟人 この神を
北斗七星の ことと言う」
原文は、神の名だけの羅列ですが、
私の本は、全て、解説付きで、神の名を紹介しています。
最初の五柱(いつはしら)の神を、
(神様は、一人、二人でなく、一柱、二柱と数えます。)
別天つ神(ことあまつかみ)と、古事記では、呼んでいます。
次の二柱及び五組の神を、
神世七代(かみよななよ)と、古事記では、呼んでいます。
この神世七代の最後の組が、
イザナキ、イザナミです。
神世七代