古事記神話の冒頭のお話の、スーパースターが、
イザナキ・イザナミです。
イザナキ・イザナミは、「誘う(いざなう)」、誘い合う、
男と女が誘い合う、から出来た名前らしいです。
日本の古代の人は、
何と「粋な(いきな)」名前をつけましたね。
このイザナキ・イザナミを祀るのが、
宮崎市内のシーガイア近くの「江田神社」です。
是非一度、お出かけください。
はるか昔、天地が出来たばかりで、
地上が、まだ泥沼状態に、漂っていた頃、
イザナキ・イザナミが日本の国を、御産みになったのです。
これを「国生み」と言います。
更に「海・川・山・木・草の神」など、
自然の神を多数、御産みになりました。
これを「神生み」と言います。
その「神生み」の最後に、「火の神」カグツチを産んだため、
イザナミは、黄泉(よみ)の国に去られました。
黄泉国は、地下にある、お墓のことです。
イザナキは、妻恋しさに、黄泉国に行きましたが、
変わり果てた妻の姿を見て、恐ろしくなり、
急いで、地上に、逃げ帰りました。
そして、穢れ(けがれ)を取るために、禊ぎ(みそぎ)をしたのが、
筑紫の、日向(ひむか)の、橘の、小門の、阿波岐原です。
そう、ここが、江田神社の近くの「みそぎ池」なのです。
従って、「江田神社・みそぎ池」は、
日本神話の「最初の聖地」なのです。
このお話の続きは、次回にします。
江田神社