総統府で感動で胸がいっぱいになった私。
でも総統府を後にした途端、現金なもので、お腹が空いてきました。
そこで、台湾にいたら必修科目、「小龍包」を食べることにしました。
「永康街(ヨンカンジェ)」という街角にはたくさんの小龍包、その他の名店があります。
世界的に有名な「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の前でタクシーを降りました。ご覧下さい、この黒山の人だかり!食事時にはかならずこの混雑です。
一度は行かれ、ここを基準に他の店の味を食べ比べてみるのもいいかと思います。しかしお昼時や夕食時は最低でも30分以上待たなければ入れません。ただ、観光客は慣れているので、わざわざ旅行会社のオプショナルツアーなどに申し込まなくても、充分行けると思います。
私は鼎泰豊にはこだわらないので、近くの「群香品(グンシャンピン)」という小龍包の専門店に行きました。ここは結構庶民的なお店で、地元の人もよく利用しています。
小龍包と野菜餃子、空芯菜の炒め物、そろそろお米も恋しくなっていたので、エビチャーハンを頼みました。
待っている間に、お店の入り口のオープンキッチンに行き、写真を撮らせてもらいました。
体の大〜きなお兄さんが器用に小龍包の皮を伸ばし、包んでいきます。「撮らせて」とお願いすると手を休めて素敵な笑顔を向けてくれました。
さて、ここの小龍包は、皮が薄いのにモチモチ、肉汁がたっぷり入っていてとっても美味。
どちらかというと少しこってりしているかもしれません。
ヤケドを警戒して、始めはレンゲの上でスープと中身を分解しながら食べていましたが、そのうち「えーい、ヤケドしたって本望だ!」と思い、豪快に一口で食べました。やっぱりそっちの方が美味しい!
次に野菜餃子がアツアツの蒸籠で来ました。皮が少し透明になり、中のニラの色が透けて見えていかにもおいしそう。小龍包がこってりしている分、こちらはさっぱり系で、ナイスなチョイスでした。
永康街と言えば、「冰館(ピングァン)」は外せません。お腹いっぱいでしたが、そこは別腹の不思議。鼻息荒く、憧れのマンゴーたっぷりトッピングの「マンゴーかき氷」を食べました。
宮崎の完熟マンゴー「太陽のタマゴ」に換算すると、1万5千円分くらいは軽くのせてあります。
実は、メニューとしては他にもイチゴ・キウイ・マンゴーの3食トッピングのかき氷とか、ミニサイズのマンゴーかき氷とかがありますが、私は迷わず「マンゴピン」です!
もうたまらなく幸せな気分になり、永康街を後にしました。
永康街には台湾名物の「担仔麺(タンツーミェン)」や「牛肉麺(ニョーローミェン)」、「刀削麺(発音はわかりません)」などのお店や、おしゃれなギャラリーカフェなどもあります。時間に余裕があれば、ゆっくり歩いてみるのもいいかもしれません。ただ、難点は、地下鉄の駅が少し離れていること、タクシー利用がおすすめです。
*** 2008/06/26 ***