胃袋を満足させた後、永康街から台北駅まで移動して、台北駅の真ん前のビルの地下にある「台湾故事館」に行きました。昔からのレトロな台湾の町並みが再現してある博物館みたいなところです。
年代はよくわからないのですが、日本語のポスターや看板などもけっこうありましたので、恐らく1900年代当初から戦後くらいにかけて・・・の感じではないかと思います。
映画のセットみたいに道があり、銭湯だったり、洋服やさんだったり、歯医者さん、床屋さん、交番、ひいては人形劇場、映画館、e.t.c・・・昔の人々の生活をしのばせるお店などが建ち並んでいます。ゆっくり歩いてショーウインドーを眺めながら、角を曲がると次はどんなお店があるのか、とっても楽しみでした。
また、そのお店の中には、フルーツパーラーや中華レストラン、駄菓子やさんなど、実際に営業しているお店もいくつかあり、楽しみを添えていました。
街角には小吃などの屋台があるし、赤いちょうちんが飾られている雰囲気の良いフードコートには、おやつにちょうどいい麺線などもあり、すっごく食べたかったのですが、さすがにお腹に隙間はありませんでした(泣)。
学校がありました。子どもサイズの木製の机、イス
黒板、オルガン・・・。私でも懐かしかったです
教科書の展示。日本語の教科書もありました
オート三輪。これもコレクションのひとつだそうです
聞くところによると、ここを経営しているのは民間の業者で、独自にコレクションしたものを展示しているのだそうです。一時は閉館の憂き目にもあいましたが、ちょうど1年前から営業再開しています。
入場料は250元(およそ900円)と少し高めですが、暑い日中、疲れてどこかで一休みしたいと言うときなどは、立地もいいし、つまみ食いもできるし、クーラー効いてるし、いいかもしれませんよ。古き良き時代の台湾にタイムスリップしてみてください。
*** 2008/06/28 ***