WEBキャスターの部屋
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がんばれ宮崎

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2008年もいよいよ暮れようとしています。
今年の年末は特に仕事も無かったため、
大掃除から逃れる口実も無く、
昨日は家中の窓ガラスを拭いて、キッチンのレンジフードから
コンロ周り、魚焼きのグリルなど、ベトベトの油汚れを
完全にキレイにしました。
今日は、愛犬サリーと愛猫チータを洗いました。
これが一仕事!
でも2人ともキレイになって年を越せて良かったんじゃないかな。


ところで、今日は水曜日で映画館がレディースデーで
1000円だったので、前から気になっていた映画
『豚がいた教室』を見に行きました。

実話を基にしたもので、小学校の6年2組の先生が、
「いのちを考える」授業の一環として、食べるために豚を飼うことを提案します。
子どもたちも「食べる」ことを了承して飼い始めるのですが、
当然のようにペットとなっていき、
学校生活の中で苦楽を共にしながらいよいよ卒業を迎える。
果たして、このPちゃんを子どもたちは食べるのか、食べないのか…。

先生は子どもたちに結論を出させようと、
何回も学級会を重ねます。
当然これは映画なので、子どもたちは演じているわけですが、
この討論会は実はシナリオが無かったそうです。
真剣な子どもたち自身の意見が発表されて行きます。
「いのち」としっかりと向き合った、純粋な討論でした。

今日び、他のいのちをいただいて自分が生かされていると
実感する出来事などそれほどありません。
とても辛いけど、子どもたちはとても尊い体験をしたなあと
思いました。
この冬休み、大勢の子どもたちに見て欲しい、
食育、そして命を真剣に考えられる映画です。
号泣で過ごした大晦日でした。


さて皆さま、今年も大変お世話になりました。
ありがとうございました。
どうぞすべての皆さまに良い新年が訪れますように!




  1. 二男一女の父 さんのコメント:

    愛美様

    今年もたいへんお世話になりました。
    今年の漢字は「変」でしたが、「食」だったような気もします。
    来年は食育にしっかり対峙したいと思っています。

    よいお年を!

  2. (^ー°)v さんのコメント:

    終わり良ければ全て良し(^0^)

  3. aimi さんのコメント:

    二男一女の父さま
    コメントありがとうございます。
    明けましておめでとうございます。

    食育はすなわち生きる力だと思います。
    子どもさんのためにも、私たち大人がしっかりと
    教えてあげなければ・・・。
    『食』にまつわる激動の一年でしたが、
    2009年は食に対する消費者の理解が高まり、
    賢い消費者が増えることを期待したいと思います。

  4. aimi さんのコメント:

    (^ー°)vさま

    一年の計は元旦にあり。
    今年もよろしくお願い申し上げます。

  5. ichi さんのコメント:

    以前白魚の踊り食いをされてましたが、(私も経験がありますが、)あれはかなりストレートにそういったことを実感されるのではないでしょうか??ほんとは生きていようと死んでいようと、私たちは他の命をいただいて生きていることに変わりはありませんよね。日々の食事へ感謝することが大切だと、改めて思います。

  6. アイミ さんのコメント:

    ichiさま

    コメントありがとうございます。

    白魚のおどりぐい、食べられない人も多いらしいですね。
    やはり「食べるために命を奪う」ことに抵抗があるのかもしれませんね。
    映画の中で(ネタバレになるかもしれないので読み飛ばしてもらってもいいです)

    「豚は食べられる生き物だから食べてあげて、命をつないだ方がいい」
    「豚の命の長さを人間の勝手な都合で決めていいのか」
    と子どもたちが発表していました。
    はっきり言って、考えても答えの出ない問題です。
    だけど、毎日「食べる」ことから逃れられない運命だからこそ、考えることは必要だと思います。
    それで自然と「感謝する」謙虚な気持ちが湧いてくるのかもしれません。

    「命」そのものに対しても、そして、私たちの代わりに食品加工に携わっている人たちにも思いを寄せることも出来る映画です。

    命について考えるってなんかクサくなりますが、その点この映画は秀逸ですよ!

  7. まりねずみ さんのコメント:

    NHKドキュメンタリーの「人間は何を食べてきたか 第1巻 第1集一滴の血も生かす 肉」を見た事を思い出しました。
    内容はドイツの農家が庭先で飼育していた豚を一頭自分たちの手でと殺・解体し、血の一滴まで大切にベーコンやソーセージに加工し、厳しい冬を迎えるために準備していく家族の様子でした。
    特に印象的だったのが、幼い少女が眼を反らす事無く父親の豚を解体する姿や母親の豚肉を加工する姿を見ている姿でした。

    私はまだ『豚がいた教室』を見ていませんが、テレビ番組で紹介された部分で自分勝手な感想を言うなら、飼育していた豚を食べさせる事になった食育授業は日本ではキツ過ぎた内容だったかもしれないと思いました。
    現実に大人でもペットで飼っていたミニ豚を食べるって事になると…後退りをしてしまうんではないでしょうか?。

    生きている物を食べる食育ですとまずは魚釣りをして魚の調理から始めて、羽付き鶏の調理…次ぎ当りにウサギとか段階を踏んでいくべきと感じました。

    また食育は動物の前に植物から始め、お米を作ってご飯に、大豆を作って味噌(醤油)に、野菜を作って漬物にとかの方から始めた方が日本人にはあっているように思います。

    何処かの農業高校では実習で育てた牛を卒業間じかに全員で食すと同じくテレビで見たことがあります。
    農業の基礎を学んだ高校生でも肉を食べる事実を受け止めることが大変そうでした。

    食育は失われつつある道徳教育と同じくらい重要な事だと思います。
    ましてや食料自給率4割を下回る現代日本人には…
    (年始からだらだら重い書き込みですみません)