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がんばれ宮崎

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今週土曜日から「第15回宮崎映画祭」が始まります。
6月6日(土)から13日(土)まで、宮崎キネマ館を中心に14作品が上映されることになっています。中には1969年の『ワイルドバンチ』などの西部劇の名作やカンヌ国際映画祭60回を記念して制作され、北野武監督なども参加した『それぞれのシネマ』などの話題作が上映されます。

その中で、最もオススメなのが、宮崎―台湾定期便就航1周年を記念して上映される
台湾映画『海角7号』です。去年台湾で封切りされるや否や、2度3度と見に行くリピーターが続出。社会現象となりました。当然台湾国内で撮られた映画としては歴代1位の動員記録です。
あらすじは、ネタバレになるといけないので、宮崎映画祭のパンフレットから引用させてもらいます。

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「投函されることのなかった想い人へ綴った手紙。ミュージシャンになる夢が破れて故郷に戻った青年。日本人シンガーソングライターのビーチコンサート開催のためにやってきた日本人女性。時と国境を越えて、愛の物語が交差する。昨年台湾で大ヒットした本作を、日本公開前に一足早く宮崎でプレミアム上映!自然と胸打つ感動に、台湾歴代興行成績2位(1位『タイタニック』)の記録を樹立したのもうなずける。それぞれの青春が、世代と時を越えて織り成す様は、まさに全ての人に捧げる青春ラブストーリー。出演した田中千絵・中孝介は台湾で大ブレイク中。台湾から宮崎へ届けられた本作、見逃す手はない!」

実は、先日知人からこの映画のDVDをお土産にいただきました。日本語の字幕がなかったので、英語の字幕でみました。100%は理解できなかったかもしれませんが、本当に感動的ですばらしい内容でした。昨年末台湾に行った時もあちらこちらの台湾人から「海角7号を見ろ!」ってオススメされました。

この映画には、日本の統治下にあった台湾人と日本人の強い心の結びつきが美しく描き出されていいます。またところどころ日本語が出てくるので、日本の方にも親しみやすく見られるのではないでしょうか。私は何回も涙があふれて仕方がありませんでした。しかもこの日はなんと、サミュエル・ウェイ監督、主演の范逸臣・田中千絵がゲストトークで登場する予定だそうです。
チケットは、1000円(全ての作品の共通鑑賞券となっています)。全作鑑賞出来るフリー券は3000円で販売されています。『海角7号』は最終日の6月13日(土)午前10時〜の1回のみ上映です。本当に本当にオススメです!!!!


  1. カイン さんのコメント:

    あらすじを読んでいるだけで…胸が熱くなりました…
    上映は1回だけなんですね…
    日本でのDVD化はあるのでしょうか?
    もしDVD化されたら必ず見ようと思います!
    覚えておかなくっちゃ(^-^)

  2. アイミ さんのコメント:

    日本語のDVDが出る前に、ロードショーが来ると思います。
    しかし今回のポイントは
    「日本公開前」
    「監督や主演俳優がやってくる!」
    ことです。
    チケット代も安いし。

    ところが私自身と言えば、この日は東京出張が入っていて、見に行けないのであります(T_T)
    本当に悲しい…

  3. フレッシュ・ウォーター さんのコメント:

    aimiサンへ・・・

    お元気ですか?お仕事お疲れ様です。
    海角7号、いつか見てみたいと思います。

    映画の苦い想い出・・・
    僕が中学生の時、母親に「ランボー見に行きたいから
    お金ちょうだい!」・・・
    ランボーとはご存知、シルベスタスタローンの有名な
    映画ですよね。
    母親曰く「あんた中学生じゃから成人映画は見れんよ!」
    成人映画???そんなの見るわけない!!

    母親は「ランボー」ではなく「乱暴」だと思ったそうです。
    まいったなぁ・・・
    中学時代のひとつの想い出です・・・

  4. お兄さん さんのコメント:

    2つびっくり!

    お兄さんです。久し振りじゃのぉです。

    1 「人気もん」ってテレビを見てたら、出た!太陽の卵!しかし2個で18000円!いつもあんなに高いん?

    2 ぼくのブログ http://kaorusan.dtiblog.com/
    に写真をアップしましたが、昨日、太陽の周りに虹みたいなんが!ありゃあなんでしょう?

    元気そうで何よりです。

  5. ゴリラいも さんのコメント:

    台湾アドレナリンの旅、とっても楽しく読ませてもらいました。私も一度台湾に行った折に、おじいちゃんおばあちゃんがたにとても優しくしてもらって以来、台湾大好きになりました。だから、大変共感されるお話でした。この映画はぜひ見たいけど一般上映されるのですかね?

    日本語世代の5人の台湾人のインタビューのドキュメント映画「台湾人生」、台湾に当時世界最大のダムを造った八田與一の生涯を描いたアニメ映画「パッテンライ!!」とこれから台湾ファンには涙ものの作品が来るようですよ。

  6. aimi さんのコメント:

    フレッシュウォーターさま

    うちの母もおもろいキャラですが、
    フレッシュウォーターさまのお母さまもかなりのツワモノですね!

    結局「ランボー」は見ることが出来たのですか?

    「海角7号」、ぜひ見ていただきたいです。
    きっと台湾に親近感を抱いていただけるはず。

  7. aimi さんのコメント:

    お兄さんさま

    お久しぶりです。

    宮崎完熟マンゴー「太陽のタマゴ」は、
    かなりお高いですね〜。
    糖度や色・形、厳選された選ばれたマンゴーなので、
    値段が付くようです。
    我々宮崎人でもたいていはお使いものにするくらいで
    自分の口には入りません。

    ブログ見せていただきました。

    月の周りの傘のような現象はよくありますが、
    太陽の周りに虹は本当に珍しいですね!
    御利益がありそう!

  8. aimi さんのコメント:

    ゴリラいもさま

    コメントありがとうございます。

    「海角7号」、いずれ全国ロードショーされると思います。
    楽しみにしていてください、心に沁みるいい映画です。

    八田与一氏は、今でも台湾の人たちに尊敬され、
    命日には必ず地元の人たちが慰霊祭をしているそうです。
    日本人としても尊敬できる先人です。
    是非たくさんの日本人に知って欲しいですね。
    アニメ映画やドキュメンタリー映画、楽しみです。
    良い情報ありがとうございました!

  9. わいわい さんのコメント:

     こんばんは。海角7号見てきました。最後にグッと来る映画でした。
    テーマになってる海角とは住所で「海の近く」7号とは七番地のことなのね。
    台湾と古き良き時代の日本を愛している人にとっては感動もひとしおの作品ね。

  10. 愛美 さんのコメント:

    わいわいさま
    見に行ってくださったんですね!ありがとうございます!
    私が一番好きなのは、7通の手紙の日本語があまりにも美しいところです。
    ゲストトークなどはいかがでしたか?
    またご報告お待ちしております。

  11. わいわい さんのコメント:

    確かに日本語は美しかったです。
    日本人と台湾人の恋ならば、さらに説得力があるのでしょうね。
    とも子さんは何で日本に帰らなかったのかしらね?
    ゲストトークは時間の関係で失礼させていただきましたが、友人の話では会場からいい質問がでなくて ちょっともったいない時間だったと聞きました。
    上映前の舞台挨拶は拝見しました。女優さんが綺麗だったこと、主演の台湾の男性が手紙が出されたという宮崎の住所に写真を撮りに行った、と言っていました。

    愛美さんが司会をしていたら、盛り上がったでしょうね!

  12. 愛美 さんのコメント:

    わいわいさま
    友子さんは台湾人だったのですよ。
    日本人は敗戦で、日本に帰らねばならず、
    名前も心も日本人になっていた台湾人は、台湾に残らねばならず、
    恋人同士があのような悲しい別れを強いられたのでしょう。

    映画の中でも多くの台湾人がいつまでも手を振って、引き揚げる日本人を見送っていましたね。

    私にとっては万感胸に迫るシーンでした。

    あーあ、見に行きたかったなぁ!

    ご報告ありがとうございました!

  13. わいわい さんのコメント:

    そうかぁ〜。孫の女性が「私の祖母は日本人なの」
    というほど名前も心も日本人になったという訳なのね。
    愛美さんのコメントが無ければ謎のままだったし、
    殆どの観客は恐らく分からないままだと思います。
    解説をありがとうございました。

  14. aimi さんのコメント:

    わいわいさま

    確かに、台湾と日本の歴史的な背景を知らなかったら、
    わかりづらかったかもしれませんね。

    私のこのにっきと、そしてわいわいさまとのやりとりで、
    わかっていただけてとても嬉しく思います。

    去年12月に台湾に行ったときに、台湾人の若者のグループと知り合いました。
    住所を交換したところ、「宮崎は『海角7号』に出てきた住所だ!」って
    興奮気味に話してくれました。

    DVDを見てもよくわからなかったのですが、
    主演の俳優さんが写真を撮りに行ったなんて、
    台湾では宮崎がメジャーになってるのかな?
    そうだとすると、今回台湾と宮崎の直行便就航1周年記念で
    この映画が上映されたことは、ものすごい深い意味があったのかも
    しれませんね!

    なんだか、嬉しいです。

  15. わいわい さんのコメント:

    背景が理解できてから「海角7号」が意味深い作品、感動する作品に見えてきました。いつも丁寧なコメントをありがとうございます。
    また台湾情報教えてくださいませ。