東京、葛西駅に地下鉄博物館なるものがある。ここは東京の地下鉄の歴史を知るには最適の場所。古い電車、自分が東京に出てきたころにはまだ現役だった黄色い銀座線車両や赤い丸ノ内線のデザインに会える。実際に置いてある車両はさらに古いもののようで、内装の違いなどを見るのは面白い。
上野駅のホームが再現され、看板も当時のものを同じく再現していた。
この看板は今も変わらないマナーである。
電車のシミュレータがあって、マニアならずとも運転経験ができるのは楽しい。長蛇の列でもないので、すぐに楽しめる。
本来、目的はパブリックアートであった。地下鉄駅構内および地上への出入り口には芸術作品が多く飾られている。日常あまり気にとめないことも多いが、それらの写真展であった。
有名な作家たちお作品も多く含まれる。改めてみると、ああ、あそこの駅にこれあったな、という妙な感慨もわいてくる。1月16日までの特別展示であったが、これも楽しめた。