農商工連携セミナーの受講もこれで最後。視察としてオカザキ食品(食肉加工)と黒木本店(百年の孤独でも有名な焼酎メーカー)に行った。
オカザキ食品は自分がよく行く不二かつにおいしい豚肉を提供されているところだ。
「完熟ポーク」。具体的にはよくわからないがうまそうである。この完熟を売りにされているオカザキ食品、会長のOさんは商工会議所の大先輩であるが、実は小生にとっては中学、高校で習っていた空手の師匠の師匠である。Oさんは高校生時代から宮崎大学の空手部に通うほどの猛者で、松濤館流の達人である。小生も宮崎県体育館(当時)でこの松濤館流を習っていた。
そのOさんの道場でもあった研修室でT常務よりいろいろ話を聞かせていただいた。牛については直営牧場、直営レストランもある。農商工連携のモデルのようである。
豚は生産者から買い付け、肉として、あるいはハムやソーセージとして販売。
鶏については生産者から買い付たあと、屠畜し、加工する。
印象的な話は、東国原知事就任後、地鶏の炭火焼が大ブレークし、1日に500kg焼いたこともあったそうだ。現在はその3分の1になっているとのこと。
お昼は小丸新茶屋で。ここは久しぶりにお邪魔したが、うどんと鮨のセットを頼んだ。おいしいしボリュームもたいへんなもの。視察ツアーのメンバー同士の情報交換も進んだ。
午後、高鍋町の黒木本店が経営する農場を視察。ちょうどサツマイモの苗を育成したあとのハウスで果汁用のニンジンを栽培、収穫しているところであった。硬質ハウスに自動開閉装置、自動灌水装置のついた中に入ると、腰の高さに底上げされた畑が広がっていた。
この高さだと腰を曲げないので長時間の作業も楽なのだそうだ。
この高さの畑に合わせた耕運機も活躍していた。
この黒木本店、あいさつと清掃が基本らしい。工場長は開口一番、それを言われた。確かにここのスタッフはみんな挨拶がよい。きちんとしている。
経営者として別の次元での視察ともなった。
帰りにおみやげをいただいた。芋焼酎の橘。これは大好きな銘柄のひとつなのでとてもうれしかた。実は、今これを書きながらいただいている。