2011.3.14
今朝、「そちらは大丈夫ですか?」 という電話を都城在住の元バイト君(45歳)からもらいました。「えっ、今頃?」と返しはしましたが、嬉しい電話でした。3月11日(金)は、お台場にホテルを取って上京していた彼のお姉さんが、訪れた横浜で電車不通のため横浜駅で一夜を過ごされたとか。東北地方太平洋沖地震。先週のWEEKLYタイトル「大事な大事な3月」を吹っ飛ばしてしまいました。
3月11日(金)は交通機関ストップで、全予約・全キャンセル。12日(土)は電車は走っているものの、全予約のうち3件を残してキャンセルという30年営業での初の経験となりました。テレビに映る悲惨な光景と日本国民としての感情が一致した結果です。
昨日、日曜日は満席になるほどの勢いに戻したものの今日の「計画停電」により、帰りの電車が確保できない恐れが出てきたため、お誕生会もキャンセル。お客さんの不安はまたぶり返し、今週の10人ペースのキャンセル続々・・・。今日は予約ゼロからのスタートで迎えた営業1時間前に「いいですか?」と入ってきたのは、デパートお勤めのレディでした。15時で閉店になったものの時間を持て余して、と。どうぞどうぞ。一緒に賄いのカレーうどんを食べて営業開始。
19時現在、1・2・2・3の8名さんです。これから、明治座での川中美幸さんの公演に出ている大森うたえもんさんが来られる予定。昨夜、明日(3月14日)休演日だからと来てもらったものの、明日(3月15日)から19日まで休演になったため、また行っちゃおうかなとありがたいお言葉。
「3・11」。いかに最小限に被害を食い止められるのか、それを願いながら、自分の愚痴がいかに卑小なものか。目はまたテレビに釘づけになってしまいます。