今日（8月12日）、ＵＭＫで「ゲキロン」という報道特別番組がありました。宮崎県選出の全国会議員さんと東国原知事、そして県民がスタジオに集まり、いろんなテーマに沿って意見を言いあうというものです。

今回のテーマは大きく『宮崎をどげんかせんといかん』。ご存じ、東国原知事が知事選出馬を表明した時の名台詞で、この言葉が今でもスローガンになっています。で、番組では実際に宮崎どげんしていくのかということで、「観光」「農業」「企業誘致」の3つのテーマで意見交換がなされました。

知事も国会議員も意見が一致していたのは「これからは地方の時代」ということ。これまでの政治で余りに広がった地域格差はこのままで良いはずはなく、東国原という「物言う知事」が誕生したことで国の施策も方向転換せざるを得ないだろうなというのが、番組を見た私の感想です。

最後に江藤拓衆議院議員が「私たちの素が出てしまう生の討論でとても緊張したが、生の自分たちを県民の皆さまに見ていただくというのはとても良い機会だったと思う」と番組の感想をおっしゃいました。確かに、私も仕事柄いろいろな式典などの司会で国会議員の方のご挨拶を聞く機会も多いのですが、たいていはフォーマルな場所で、かしこまったスピーチなのでその人の個性が出るわけもありません。でも、今日の番組では宮崎県選出の国会議員が郷土愛に燃え、その宮崎県民の声を届けるために国へ行ってるんだという熱意は充分伝わりました。全国一有名な宮崎県知事と一致団結して、「火急的速やかに」宮崎を良い方向に導いていただければと思います。ＵＭＫの「ゲキロン」、とっても良い番組でした。