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がんばれ宮崎

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今日はユニセフ学習のボランティアで国富町八代中学校に出かけました。
参加者は中学生と八代小学校5/6年生合わせておよそ150人。夏休み中ですが、毎年生徒会が中心となって「ボランティアの日」を設け、午前中看板を作ったり花を植えたりお守りを作って町内の高齢者にプレゼントするなどのボランティア活動を自主的に行なっているそうです。
午前中、まず1時間、外部講師(私たちのような)を招いて講義を聴いたあと、それぞれ班にわかれてボランティア活動を行ないます。ユニセフが講演に伺うのは今回で2回目です。

まずは「ボランティア」の定義をみんなで話し合い、そのあと世界の子どもたちの現状やユニセフの活動についてのビデオを見てもらいました。
その後、「子どもの権利条約」についてお話をした後、「願いをのぼる太陽に」というバングラデシュの「アムラ」という、家が貧しくて働かなくてはならず学校に行けない少女の物語を紙芝居で見てもらいました。
たった50分の中に多くを盛り込みすぎたかな・・・とも思いますが、「現地へ行って困難な状況にあるこどもたちを助ける活動は誰でもできるわけではないけど、宮崎にいて彼らを応援するための活動なら出来る」という私が伝えたかったことはきっと分かってくれたんじゃないかと思います。
八代中・小のこどもたちが誰1人居眠りすることなく、澄んだ瞳をこちらに向けていてくれました。
ボランティアは「無償」といわれますが、決してそうではなく、達成感や他の人に喜んでもらう満足感、かけがえのない仲間たちという尊いものをもらうことが出来ます。今日もユニセフ学習の後ボランティア活動をしたこどもたち、どんな尊いものを得たのでしょうか?