台風4号が近づいています。かなりまとまった雨が降ったりやんだり、台風特有の降り方だと感じます。
今度の台風はかなり大きく、2年前に甚大な被害をもたらした台風14号を彷彿とさせます。あの恐怖は記憶に新しいので、今回は教訓を生かそうと備えをしていらっしゃる方が多いのではないかと思います。
各種情報サイトなどから拾った台風災害の備えの覚え書きを改めてここに記しておきます。
○雨戸をおろす。雨戸の無いお宅は割れたときのガラスの飛散を防ぐために ガラス窓にテープを貼ったりする。外から物が飛んできて窓が割れたりす ることもあるので、カーテンやブラインドをおろし、できるだけ窓から離 れた場所に就寝する。
○非常持ち出し袋を用意!
懐中電灯・ローソク・マッチ・携帯ラジオ・予備の乾電池・救急薬品や普 段飲んでいる薬・2〜3日分の下着・貴重品・非常用食料など。メガネや 入れ歯なども慌てると忘れやすいのであらかじめ準備を。携帯の充電器も 最近では必須でしょう。
○飲料水を確保。また浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する。
○自分の避難場所をあらかじめ調べておく。市町村のホームページなどにも 掲載されています。避難場所への避難経路も確認しておく。
2年前の台風の時。宮崎市小松地区や中村町などが浸水。避難勧告が次々と出される中、我が家には、父が地区の自治会の役員をしているので、地域の一人暮らしの高齢者の方から不安の電話が相次ぎました。「うちの近くの大淀川は溢れないの?本当に大丈夫?」
それで父が台風のさなか、川の水位を見に行くと言い出しました。もし父が濁流に呑み込まれてしまったら、誰も気づくことなく父は…ととても不安になり、私も一緒について行くことにしました。バイク用のフルフェイスのヘルメット(だって、それしかなかったから…)をかぶり、父と私の体をロープで結んで(どっちかが足をすべらせたら助けようと思って)堤防まで行きました。
いつも見慣れている大淀川が変わり果てた姿になっていました。サリーの散歩をする河川敷には泥流がごうごうと音をたてて流れ、木も先だけしか見えません。河川敷に降りる階段も上から数段しか見えません。全部川になっているのです。
見ていたらぞっとして、思わず2,3歩後ずさりしました。無事に帰って来られたから良かったけど、もうあんな無茶はせず、父には一人で流れてもらおうと・・・違った、父にも見に行かないようにしてもらおうと思います。とは言え、地域の消防団員や役所の方などはやむを得ず見回りをしたり、救助活動をしたりしないといけないんですよね。どうか、どうか、気をつけて、安全第一でお願いします。宮崎県内ではすでに行方不明者が出たりしていますが、これ以上の被害がでませんようにと祈ることしか出来ない私です。