WEBキャスターの部屋
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がんばれ宮崎

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台風がようやく宮崎から過ぎ去りました。
川の近くに住んでいるということもあり、本当に生きた心地がしない1日を過ごしました。
昨夜ベッドに入る頃から大粒の雨音がしはじめ、不安を抱きながら就寝。一夜明けて目覚めると本格的な台風の風の音。
でも私、そんな中でも行っちゃいました、カーブスに。電話したらインストラクターが「やってますよ」って言うもんだから「お客さんは少ないだろうにせっかく開けてるんだから行ってあげなきゃ」と妙な使命感に燃えてしまったわけです。しかも、日曜祝日は休みなので今日を逃すと3日も空いてしまうから。カーブスには他にも命知らずが数人来てました。なんだか不思議な連帯感の中、和気あいあいとトレーニングして帰りました。

さて、今日のお仕事は夕方6時からの結婚式の司会です。本日の新郎新婦さんはJA宮崎経済連におつとめのアツシさんと保育士のミキさんです。数日前からどれだけ気を揉まれたことでしょう。でもこの天気の中、交通機関の都合で来られなかった方を除いて、ほとんどの方が快く出席して下さいました。
披露宴で一番盛り上がったのは次のシーンです。
実は新郎さんが今日お誕生日で、新郎さんにはナイショで新婦さんがウエディングケーキを兼ねたバースデーケーキを用意されて、みんなでバースデーソングでお祝いし、さらに新婦さんから新郎さんへのお手紙が。感激のあまり、新郎さんも涙でした。このあとのファーストバイトでは、新郎さんが花きを担当されているので、スプーンの代わりにスコップで食べさせるという一幕もありました。最後まで笑顔の幸せな結婚式でした。参加された皆さまも、「台風をおして来た甲斐があったわよ」と言って下さり、私たちスタッフもほっと一同胸をなでおろしました。



披露宴終了後、担当のプランナーの方が感激で涙を流しておられました。彼女もずっと台風のことで大変だったのだろうと思います。結婚式に携わるお仕事の場合、どうしても日常業務になってしまうのが常ですが、彼女のように終わって涙を流せるほど新鮮な気持ちですべてのカップルと関われるのはとても素敵なことだと思います。披露宴は新郎新婦にとっては一生に一度の特別なイベント。私も彼女のようにいつも新鮮な気持ちを持ちながら司会をさせていただきたいと思っています。

7月上陸のものとしては観測史上最大の台風のさなかに行なわれた結婚式、きっと史上最高の結婚式として、皆さんの心にいつまでも残ることと思います。アツシさんミキさん、どうぞいつまでもお幸せに!