航宙日誌
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がんばれ宮崎

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本日、赤松大臣が来県。GW中の外遊を終えての、口蹄疫発生から2週間以上経過してのアクション。帰国後、栃木県佐野市の民主党議員の後援会に出席。口蹄疫で食べる肉がなくなればメキシコからもってくればよいと言ったとか。

11時ころ県庁に大臣到着という情報で、マスコミに加えUSTREAMでの中継を宮崎の有志が試みるが、なんと裏口から大臣は入庁。しかも県議会の裏口ということで、想定される県庁の裏口ではなかった。

県知事との「情報交換」では、冒頭に「やることはやっている、心外だ」と発言されたらしい。また、自民党の地元国会議員に対し、発言をさせなかった。それだけでなく、選挙のために発言するのはやめろというようなニュアンスのことを言ったらしい。地元選出の古川衆議院議員(自民)は今頃何しに来たのか、と詰め寄ったらしい。このあたりは記者もいたはずだが、一切、表には出ない。

報道統制のうわさが数日前からある。宮崎ではさすがにいろいろな報道はされているが、全国レベルではまったく報道されていないに等しい。風評被害により食肉の流通に問題があるからということで、報道機関に指示をしているようなニュアンスは原口総務大臣の発言にあるらしい。

今日の赤松大臣のニュースも、全額補償しましょうなどと、さすが大臣、すばらしいお土産をという感じの報道ばかり。ちゃんと試算してきている話なのか。牛、豚がいくらで査定されるのかわからないが、1頭10万円だとしてもすでに7万頭以上である。いくらになるかわかっているのだろうか。
獣医などを現在の10人から100人にするというお土産もあった。しかし、今までが10人というのが驚きだ。10人で7万頭を殺処分するというつもりだったのか。しかも交通費などは自腹でということらしい。

社民党党首の福島瑞穂大臣は外遊中の赤松大臣の外遊中の代理であったらしい。福島氏は宮崎県出身である。福島瑞穂氏のブログには一切口蹄疫については触れられていない。なぜ?宮崎を捨てた人なのか。宮崎だけのことと考えているのか、無知なのか。

小沢幹事長が数日前に宮崎入りし、県知事とも会ったが、同席を希望した県議会議長(県議会の代表)が自民党議員であるということで同席を拒否。こんな感覚の人に本件で政府を動かせるとは思えない。いや、動かすとは思えない。

報道機関の良心に期待したい。
現地ではひどいことになっていることを理解して行動してほしい。