航宙日誌
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がんばれ宮崎

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宮崎県知事が昨日、現場の川南を視察。豚の殺処分、埋却処分の状況を実際に見たらしい。その後の会見はさすがにショックを受けられたようで(当たり前だが)、より対策の重要さを感じられたようだ。

報道機関も詳細な情報をニュースで取り上げるようになった。
その中で、宮崎選出の国会議員が党派を超えて団結して事にあたるというニュースも。すばらしいことだ。国を動かせるのは国会議員である。このような事態でその力をぜひ結集して国を動かしてほしい。

昨日、尾崎牧場の尾崎氏と会合で一緒だった。彼は(社)宮崎県農業法人経営者協会の副会長。職務柄もあって、いろいろな情報が入ってくるようだ。その人柄も手伝って、畜産農家からよく電話がかかってくるとのこと。夜、突然の電話に、半分予測しながら、耳をあてると、「尾崎さん、ついにうちも発生した〜」。家族経営の多い畜産業では、親父は家族の前で愚痴れないのかもしれない。尾崎さんに電話して、ついに泣き出す人もいるそうだ。
尾崎氏もどうなぐさめるべきか悩むそうだが、とにかく乗り切ろうと励ますしかないとのこと。
まだまだ発生は止まらない。多くの人が作業に従事している。頭が下がる。募金活動もすでにいくつものルートで動いている。プロゴルファーの横峰さくらさんは直前の優勝賞金1,200万円を寄付した。さらに宮崎県内のゴルフ場などで募金を求めるそうだ。
実際に手伝えない我々には募金という支援策が最適と思う。近々、県としての募金の仕組みも出来るようだ。
所属するロータリークラブでも募金をするようだ。
きっと、もうすぐ封じ込めることができると思う。そうしたら今度は復興にむけてみんなで取り組んでいかないといけない。

最近、あらためて知事が彼でよかったと思っている。彼だからこそ、政府への働きかけなどがここまで出来ていると思う。県民への声もしっかり届いていると思う。彼のキャラクターのなせる技だ。

地震と一緒で、今後の復興策が重要になってくる。もちろん、今の封じ込めが最大の課題だが、県民いや、国を挙げて、復興に取り組むべきである。自分になにができるか、自問しつづけたい。